カール・シュミットの文庫本一覧

プロフィール

一八八八~一九八五。ドイツの法哲学者、政治理論家。「敵は殲滅せよ」という友敵理論や「例外状態」を想定して強力な権力の登場を説く「例外状態理論」などで知られ、ナチス政権の理論的支柱と言われた。戦後、逮捕・訴追されたが、ニュルンベルグ裁判で不起訴。著書に『陸と海 世界史的な考察』(日経BPクラシックス)、『政治的ロマン主義』、『政治的なものの概念』、『現代議会主義の精神史的地位』、『大地のノモス』他。

「2021年 『政治神学 主権の学説についての四章(日経BPクラシックス)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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カール・シュミットの文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『現代議会主義の精神史的状況 他一篇 (岩波文庫)』や『政治的なものの概念 (岩波文庫 白30-2)』や『パルチザンの理論 (ちくま学芸文庫 シ 3-1)』などカール・シュミットの全5作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

現代議会主義の精神史的状況 他一篇 (岩波文庫)

193
3.58

感想・レビュー

翻訳はかなり読みやすいと思う。 「デモクラシーにとって、『危険な思想家』一般が問題なのではない。危険でない思想は思想に値しないだろう。そうではなくて... もっと読む

政治的なものの概念 (岩波文庫 白30-2)

164
4.43

感想・レビュー

現実の政治は多義的な要素を孕んだ複雑な営みである。だが本書でシュミットがやろうとしたのは、政治という概念をどこまでも純化していくとき、その極限に何が残るか... もっと読む

パルチザンの理論 (ちくま学芸文庫 シ 3-1)

157
3.64

感想・レビュー

シュミット没後30年を迎えた昨年『 現代議会主義の精神史的状況 他一篇 (岩波文庫) 」』が文庫化されたのは、それが岩波文庫!ということも含めて画期的な出... もっと読む

政治の本質 (中公文庫 ウ 9-1)

69
3.00

感想・レビュー

ヴェーバー「職業としての政治」とシュミット「政治的なるものの概念」。この二十世紀政治学の正典を合わせた歴史的な訳書。巻末に清水の関連論考を付す。 もっと読む
全5アイテム中 1 - 5件を表示
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