まあ、そこへお坐り

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 18
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000021555

感想・レビュー・書評

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  • 影山さん ご存命ならなぁ・・・

  •  ①同い年: 年をとるに従って、いわく言い難い味わいをもってくる。共通の時代をすごしてきたという感慨。私の場合、それに団塊の世代というのがくっつきますw ②万能: 万能文化の代表格が「日本間」。「風呂敷」も「新聞紙」も。近年は少し元気がないようです。③スポーツの芸能化: スポーツの神髄は「真剣さ」。愛嬌もサービスも飾りも必要ない。同感です! ④銭湯:公衆道徳の学校だった。⑤退き際:美学か執念か。 1937年生まれ、山藤章二「まあ、そこへお座り」、2003.8発行。小気味よい辛口エッセイです。

  • 2020年6月30日読了

  • <table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000021559/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31FEQTW6TAL.jpg" alt="まあ、そこへお坐り" style="border:none;" /></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4000021559/yorimichikan-22" target="_blank">まあ、そこへお坐り</a><br />(2003/08/08)<br />山藤 章二<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000021559/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>当代一の「戯れ絵師」は,気は弱いのに頑固でパソコン嫌い.年をとるに従って,あまりに早すぎる日本の変化に違和感を覚えるようになり,「ずれ爺」と自称している.芸能,スポーツ,人情,流行語,言葉遣いから政治まで,「なんだかよくわからないけど世の中ヘンだぞ」と感じている読者に贈る辛口エッセイ75話.</strong></p></blockquote>
    八年前の一冊である。世界情勢も国内情勢ももちろんそのときとはずいぶん違っているのだが、それだからこその面白味もあるように思われる。まさにそのときに読めば、そのときなりの辛口な切り口を愉しむことができたのだろうと思うが、出版時からすれば「未来」という立場から眺めたからこそ判る、八年前のあれこれの著者流の斬り方がまことに当を得ていて驚かされる。

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著者プロフィール

山藤章二(やまふじ・しょうじ)1937年東京生まれ。風刺漫画家、イラストレーター。

「2015年 『戦後70年 わたしの戦争体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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