戦後70年 わたしの戦争体験

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196611

作品紹介・あらすじ

山藤章二「ふたつの時代を生きた幸不幸」--天皇陛下が神だったあの時代。山藤氏の目を釘づけにした一枚の写真とは。
森村誠一「未来への飛脚」--憲法九条は、第二次世界大戦から日本が学習した教訓(レッスン)である。日本最後の熊谷空襲を体験した森村氏が70年間訴えてきたこととは。
畑正憲「ある少年の戦中戦後史」--父親に連れられ満州奥地のイーメンパへ。小さな輸送船で帰国し、目にした内地。少年の心に焼きついた戦争という風景とは。
松本零士「父の背を見て育った小倉の日々」--毎日のようにB29の大編隊を見た少年の日々。父は陸軍航空部隊のテストパイロットで、バンコク上空で終戦を迎えたが……。
ちばてつや「屋根裏の絵本描き」--満州の奉天で終戦を迎え、暴動から逃げ、屋根裏に隠れ住む生活から帰国までの道程とは。
勝目梓「低温火傷」--両親の離別により鹿児島へと移り住んだ少年時代。そこでの日々は、軍国少年としての熱狂の中で過ぎていった。

感想・レビュー・書評

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  • 強烈。全編凄まじい体験記。あえていうならちばてつやさんの体験記がもっとも心に残った。満州国で終戦を迎えたくだり。『世界の果てのこともたち』を読んだからよけいに残ったのかもしれない。

  • それぞれの戦争体験。

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著者プロフィール

ちばてつや(本名:千葉徹弥)1939年(昭和14年)1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれる。 同年11月に朝鮮半島を経て、1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。 1945年終戦。翌年中国より引揚げる。 1950年、友人の作る漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1956年、単行本作品でプロデビュー。1958年「ママのバイオリン」で雑誌連載を始め、1961年「ちかいの魔球」で週刊少年誌にデビュー。 主な作品に「1・2・3と4・5・ロク」、「ユキの太陽」、「紫電改のタカ」、「ハリスの旋風」、「みそっかす」、「あしたのジョー」、「おれは鉄兵」、「あした天気になあれ」、「のたり松太郎」など。 公益社団法人日本漫画家協会会長。 東京都練馬区在住。

「2022年 『わたしの金子みすゞ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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