震度0

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 1009
感想 : 168
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500410

感想・レビュー・書評

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  • 途中までおもしろかった。最後拍子抜け。

    誰にも感情移入できない。強いて言えば堀川かな?失踪した不破を心から心配しているから。でも、そんな堀川も奥さんから見れば、亡くなった息子のことしか見ていない身勝手な男らしい。結局誰もかれも自分勝手、自己中心的で共感できない。

    図書館のリサイクル図書で入手した本。リサイクル図書って、何かしら問題があるよな。おもしろくないとか、後味が悪いとか、暗い話とか。

  • 登場人物がけっこう多くて似たような警察用語(警察のお話)が多くって、慣れるまで時間かかりますけど、まあおもしろいかな。オチがいまいちなんだけど。肩すかしくらう。

  • なかなか読み進まなかった理由に、「むさいおっさん」ばっかで、そのおっさん達の保身の物語だったことが大きかった。
    阪神大震災の日を舞台にしてるものの、わざわざ実際の日を持ち出した程のこともなかったのでは?って感想です。
    同じ震度なら「M8」の方が好き・・。

  • 阪神大震災と警察幹部の失踪事件を絡めての話は面白い設定ですが、それ以上の感動がありませんでした。どろどろとした密室劇が好きな人には良いのかも

  • 横山秀夫様 私は紛れもないあなたの小説のファンであります。しかし、この作品だけは好きになれない。警察の官舎なんて本当にそういう世界なのかもしれない。でも、私には覗き趣味に思えてしまうのです。

    使命感が欠落した人間の汚さだけを感じる。登場人物たちが醜く、どの人間にも共感が持てないのです。朝日新聞社刊、帯には「警察小説はここまで進化した」とある。だから、時々信じられないんです、朝日さん。言葉は時に嘘つきです。

著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など、立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。

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