- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735256
感想・レビュー・書評
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NISAや確定拠出年金等の制度の説明や個別銘柄の具体的な名称や選考理由が明記されていて、分かり易かった。
投資の「自己責任」についても、他人の意見を全て鵜呑みにしてはいけないことや何かを進める人には利害が発生することを再認識できた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで投資について全く考えてこなかった人でも投資の仕組みをある程度理解し、とりあえずこれから始めれば良いという投資のポートフォリオを示している本。
タイトルの胡散臭さ(笑)に反して、きちんと顧客(=投資家)視点で書かれており、最近話題のNISAについても触れられているので、入門書に適した1冊だと思います。
売り手(=金融機関)のマネタイズのロジックを半ばこき下ろすような口調で説明しているので、読んでいると営業マンやファイナンシャルプランナーが信用できなくなってしまうかもしれませんが、ここで書かれているロジック自体は金融業界に限らず一般的なことでもあるので、「変に人間不審にならずに、相手の言う事を鵜呑みにはしないくらいのスタンスを持とう」くらいで捉えれば気が楽になると思います(笑) -
シンプルな考え方で、ほぼほぼベストな投資法がわかる本。
いろいろな部分について、書かれえいるので細かい部分の間違いはあるかもしれないが、一般人にとって投資を一から勉強するほど時間がない。
また、勉強できたとしても、その時間に対するコストパフォーマンスはひどく悪くなってしまう。
自分の頭で考えるための基礎知識をこの本一冊で得られるのはすばらしい。 -
【事実・客観】
考え方の違いは別として、事実を客観的に提示してあるので情報として捉えやすいです。
自分の考えである部分は著者の考えと明確にしてあるため、混乱を避けることができます。著者は金融機関の関係者ですが、ポジショントークで誘導する部分がないのですばらしいです。
よく自分が所属する金融機関に誘導する本が多いですが。。。
基本的な部分は理解している人にとっては、非常にわかりやすい本ではないでしょうか。 -
前著の全面改定版で、NISAや不動産に関しての山崎さんのスタンスも追加されており、前著よりも多角的に理解が進みます。資産運用にお勧めの商品として、低コストのインデックス投信を勧められている(前著はETFのみ)のも、より身近に感じました。(ETFは100万円くらいで一括購入するとコストが安くなるイメージがあります。)
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良くも悪くも教科書的な本。文字がたくさん書かれたパワポのプレゼンを聞いているように読んでいて面白くないけれども持ち帰ると資料的価値は高いような。
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特に目新しいことが書いてあるわけでもないが、NISAや確定拠出年金の項もありある程度の網羅感はある。投資については何が正しいのか個人の問題ではあるが、とっかかりとして読む分にはこの本はありかな。
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非常に読みやすい本。特に資産運用に興味を持ち始めた人や「NISAって何」というには非常におすすめ。
まずは、自分の仕事を頑張る、不動産で失敗しない、生命保険はなるべく避けるなど、当たり前のことが書いてあります。
トンデモ本のように、難しい記載はないですので、安心して読めます。
特に漠然と思っていたFXに対して、ゼロサムゲームだというコメントが秀逸です。
NISAの1年目は、ETFのうち、TOPIX連動の1306と先進国株式対象の1581を買っておこうと持っています。1581の日本と米国の二重課税の問題は気になりますが、今のところベストな選択肢のような気がします。
お金は貯めることが目的ではなく、うまく使うことが必要だと思うので、最後の言葉「『馬券を買わずに、原稿を書けば、十分に儲かったのに』と思うような人間はツマラナイと思う。投資も趣味も、無理なく継続できることが幸せの条件だ」というの非常に共感できますね。