ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 2727
感想 : 233
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036356102

感想・レビュー・書評

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  • ・型抜き人魚グミ:たぶん勝ち。救済策使わず塩水飲んでたらどうなったのか気になる。変わらず水泳選手なのか。あるいは、固まる前に急いで飲んでしまっていたら。
    ・猛獣ビスケット:たぶん勝ち。しかしほかの登場人物の恐怖を吸い込めるなら、作中のいろいろな人を救えるんじゃないか
    ・ホーンテッドアイス:たぶん勝ち?第三者が勝手にルールを破った場合は、登場人物が幸せになるシステムなのか。個人的にこれが一番好き。怖いけれど優しいのね、コミュニケーションとれるお化けとの共同生活
    ・釣りたい焼き:たぶん勝ち?ルールが破られたけど第三者の介入で助かったパターン。ほのぼの。
    ・カリスマボンボン:負け。美鈴の実力ボンボンが奪われた機会損失について。でも実力ボンボン食べるのって相当勇気要る。実力ボンボンを取り上げなかったとして、美鈴はすぐに食べるのかどうか。
    ・クッキングツリー:たぶん勝ち。食べたのは本当に心だけだったのか?クッキングツリーが母親に同化したとか。

    2巻以降どんな話があるのか楽しみ。

  • 表紙に引き寄せられました。不思議なちょっと怖い駄菓子屋さん。高学年に良さそうなので来年度購入決定。

  • やっと読めた…、いやそれにしても本当にべらぼうにストーリーテリングが上手すぎる廣嶋玲子先生…。
    こんな児童文学読んで育つ子どもたちが羨ましい。
    いいなあ…いい時代だなあ…。
    まさか駄菓子屋が廃れた令和の世でこんなベストセラーが生まれるとは。
    しかもシリーズもの。
    凄すぎるて。

  • 最近、巷では「第二の鬼滅」と言われている『銭天堂』。近くの本屋の児童書コーナーにも大きく展開されていて、少し気になっていました。
    ゲーム版も出たらしく、実況している動画を見てみると、ストーリーがとても面白かったので、1巻を読んでみることにしました。
    駄菓子の名前がお話のタイトルになっていて、それぞれ読み切りの短編集。児童書ということもありサクッと読めてクスッと笑える不思議なお話が集まっています。個人的には「ホーンテッドアイス」のお話が好みでした。
    「こんな駄菓子があったらなぁ」と、夢が膨らむ不思議なお話。とても魅力的でした。2巻も読んでみます。

  • おもしろい!
    最後の閉店がよかった。
    たい焼きのバケツ欲しいな。毎日食べると太るから小さいのがいいな

    • シマリスさん
      こんにちわ。私もたいやきがだいすきなのでほしいです。
      こんにちわ。私もたいやきがだいすきなのでほしいです。
      2023/12/24
  • 短編をサクッと読みたくて読んでみる。
    児童書だから難しくなくっていい感じ。

  • 子どもたちに人気だから、なぜ人気なのか知りたくて読んだ。因果応報、まさにこの言葉が合う話。昔、「不思議な飴玉」の小説を書いたけど、そっくりでおどろいた。また小説書いてみようかな。
    2023/5/29

  • 8歳4ヶ月。今まで読んでいたハードコピーの本と比べると字が小さいけど、3年生以上の漢字はルビがふってあるので読めるみたい。2日で読了。面白いらしい。

    星新一とか好きだと好きかも!きまぐれロボットも好きだったし。

  • 決まった年の決まった硬貨を集めている駄菓子屋さん。
    売られているのは、普通の駄菓子じゃなくて……。

    表紙カバーに物語に出てくる駄菓子が全部ちゃんと描かれていてニヤッとした。

    私が好きなのは「カリスマボンボン」。
    駄菓子のおかげでうまくいった人の話より、とことん不幸になった人の話の方が面白い。
    ただ、ネグレクトママが心を奪われて優しいママになる「クッキングツリー」の方が本当は不幸なのかもなって頭をよぎった。

  • 子供に人気と知り書店で平積みを見ていて気になっていた。子供向けだと思っていたが意外と面白く読めた。例えがとても古いが、藤子不二雄Aさんの喪黒福造のような欲を出すと失敗するような教訓みたいな内容。ギャグ要素のある駄菓子もなかなか良い。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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