- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036356508
感想・レビュー・書評
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続けての第5巻。4巻と話は全くつながっていないので、別々に予約できます。
さて、4巻のお話。
今までは1日に一人、幸運な人にだけ紅子さんのお菓子は売られていました(結果が幸運かどうかは別)。ところが今回は、紅子さんのお店から自動販売機とカプセルトイが盗まれてしまいます。幸運な人ではないひとにお菓子がわたったら…いったい、どうなってしまうんでしょう?紅子さんが、お店を飛び出して、盗まれたお菓子の回収を行います。突然現れる紅子さんにおどろきなはれや。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと飽きがきたかなぁ。
嫌いじゃないけど。
え、終わりじゃないの? -
銭天堂の飲み物とカプセルトイが盗まれた。
幸運のお客様ではない人に銭天堂の商品が渡り、紅子さんはお店を休業して回収に走る、というまた新しい展開。
各話は全体的に短い気がした。
今回は短編の話よりも最初と結末の方が面白かったなあ。
商品はおまけな感じ…。
「新品ピン」、「おじょうさまココア」、「バーチャルバッジ」、(「暗がりの男」)、「イケ面」、「スピーチジュース」。
「バーチャルバッジ」
ネットゲームの中身って知らないけれど、みんなで協力というのはこんな感じなのかな、と知れて面白かった。
商品とは関係ないところで…。
「おじょうさまココア」
玉の輿を狙った相手は無理でもそのお嬢様っぷりなら次の相手も見つかりそうな気もする…。
「スピーチジュース」
「イケ面」を拾った女の子との関連話。
紅子さんがくれた猫のストラップ「守らニャイト」がかわいい。
今回の登場人物はだいたい善良な人でいい話が多かった。
銭天堂の品物を盗んだのはたたりめ堂のよどみ。
それを手助けさせられたのが、怪盗ロールパンを食べて盗みを働いて刑務所に入れられた男。
よどみも最後は常闇横丁警察に捕まり一件落着。
次はまた新たなライバル店でも出て来るのかな。 -
前巻でたたりめ堂との決着がついたのにまた怪しい影?と思ったらそういうことだったのかー
事情が事情だからしかたないけど今回は商品にお菓子がなかったからちょっと残念でした -
シリーズ5作目。6編の連作短編集。
いつもと物語の運びが違い、最初から危険な香りがプンプン。でも、紅子さんはやっぱり強かった。6話目スピーチジュースに出てくる「守らニャイト」がツボ。かっこ可愛かった。
前作の装丁に描かれていたチラシの迷い猫、見つかったらしい(笑)良かった。