- Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018880
感想・レビュー・書評
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壮大な話。人名、国名、関係性が最後まで覚えられなかった。
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久しぶりに上橋さんの物語に触れる。
やっぱり引き込まれる。
しかも、新型コロナウイルスが流行してる時期に、この本を読むと、なんだか物語よりもリアルに迫ってくる。 -
上下巻いっきに読みました。引き込まれました!
途中までは登場人物の名前が頭に入らず、誰が誰だか、、ページを戻り読み直したりしましたが、下巻に入ると自分の勝手なイメージで人物像を造り出し、映画を観ているような感覚で読めました。 -
自分がもうおっさんだからか、このファンタジー要素は自分に合わなかったな。前評判には劣り、読了までけっこう大変だった。コロナに通じるところはあるけど。
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【上下巻総評】独角の頭ヴァンと医師ホッサルを中心に、原因不明の病と人類の闘いが描かれる。医学的で堅苦しい内容かと思いきや…そこは流石の上橋菜穂子さん。彼らの生きる場所の、土の香りや空気の動きまで感じられるような情緒豊かな世界観で物語は展開していきます。息つく間もなくページをめくり、彼らと一緒に物語を走り続けた気分です。おもしろかったー!
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まるでアイヌ語のような聞き慣れない地名や人名に溢れているが、その割に案外読みやすい。
先の展開が気になる内容で、分厚い本ながら一気に読み進む。 -
感染症がテーマの一つ。コロナ禍で読むとまた感じるものがある。下巻が楽しみ。
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バンの忍耐力に感心し、ホッサルの知力に驚き、コロナのワクチンと同じでビックリした。読んでるのに、映画を見ているようです。
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夢中で読んだ一冊。
ヴァンやホッサルなどの登場人物がキャラクターになって頭の中に浮かんできた。
おもしろかった! -
詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート をご覧ください。
→ http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1632.html -
読了直後に、「ああ、またもう1回読みたい。」と思わせてくれた1冊でした。
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まるで映画を見ているような素晴らしい世界観。
上橋菜穂子さんのことは知りませんでした。
シングルマザーを言い訳に、子育て仕事優先。
本をまるで読まない自分の半世紀にカウンターパンチいただきました。読みながら主人公と一緒に旅をしているようで楽しかったです。読書っていいもんだなぁとじんわりしたのを覚えています。
電子書籍が流行り出した頃購入して隙間時間で読み、この読み方なら色々読書ができそうだとワクワクがスタートしたきっかけの本です。もう何年も前のことです。
現在プレリタイアしたのでこの素晴らしい時間を使って
再感動の旅に出てみます。 -
「鹿の王はみんなを逃がすために最後まで戦う。そのセリフはそれをできる奴が言うことだ」のシーンが印象的でした。幾度もの修羅場をくぐった主人公がかっこいいです。
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精霊の守り人シリーズで有名な上橋菜穂子氏のファンタジー小説。
普段はあまりファンタジーを読まないのだが、読み始めてみたらスルスルと引き込まれていった。
特に、謎の病気「黒狼熱」を巡る、医師たちの治療薬開発への熱意と努力が、現代にも相通ずるもので中々読み応えがある。
漫画でも小説でも、良い本というのは、フィクションの中に内包されているノンフィクション性が、如何に読者の知性に訴えかけてくるかが基準になると思う。過去から読み継がれる名作には時代を超えた普遍性が存在するように、優れたフィクションには、想像と現実の垣根を超えたテーマ性が宿っている。
コロナ禍において「感染症」をテーマにした作品を読んだのは全くの偶然であったが、思わぬ拾い物であった。引き続き下巻も読みたい。
余談だけど、キャラクターの中ではマコウカンが好きだ。元闘技場の賭け闘士という勇猛果敢なキャラクターでありながら、感情を頻繁に顔に出したり、未知の物に恐怖したり、人間性が一般人と似ている。読者の気持ちを代弁してくれるような人間味のあるキャラクターで、読んでいて親近感が沸いた。 -
独特な世界観だけでなく、ホッサルやヴァンなどこんなにもたくさんの人間を生み出すことができるのがすごいと思う。今まで読んできたファンタジー小説の中でもこの本が新しい世界に行けた感じがして1番楽しい。伝染病??が流行している世の中を描いている作品なので、今の社会情勢にもあっていると思う。読み始めて大正解な本だと思った。下巻もすぐに読み始める予定です〜
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2015年本屋大賞。1000ページ以上になるが、先が楽しみになるストーリーと魅力的な主人公2人で一気に読める。ファンタジーの中に、病気の理論もしっかりとあり、説得力がある。戦いの迫力もあり、面白い。娘のしぐさが可愛らしく癒される。【満足度85点】
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自分をこことは違う世界に連れて行ってくれる、そんな本の世界はとても久しぶりで
最初は登場人物とにらめっこしながら読み進めたけど
どんどん世界に引き込まれていきました
読書をする楽しさを思い出させてくれた一冊 -
自然と共に生きること
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ごめんなさい。
登場人物が多すぎるのと、似た言葉と名前が多すぎて、何が何だか、、、壮大な世界観は流石だなぁと思うのですが、、、
途中まで読んでしまったので最後まで読んだが、、、下巻どうしようか?って感じです。。
最近刑事物とか、検察者ばかり読んでいたので、ファンタジー作品には没入できなくなってるのかも?? -
丁寧な文章表現で場所や人々の様子が想像しやすく、とても読みやすかった!
何となくだけど、ツオルは乳製品を穢れているとして摂らない、医術も対症療法っぽくて東洋、オタワルは乳製品摂るし医術も原因療法っぽくて西洋って感じ。
それぞれの部族や氏族に文化や伝統、異なる考え方があり、それが面白い。フラットな目線で見られるのは、きっと主人公であるヴァンが慎み深く、ホッサルが公平中立であるからかな? -
ぐいぐいと読みすすめた本でした。
守人シリーズとはまた違った上橋菜穂子先生の作品に私は、ただ、ただ物語に入り込みました。
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とても読みやすい物語
映画アバターの世界観を
イメージしながら読んでました
アクションシーンもたくさん出てきて
読み応えタップリ
オススメ本ですね。
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良かったですよ。壮大な物語。映画アバターの世界を思い浮かべながら物語をたのしめました。アクション場面も多々あり、ドキドキできるファンタジーで...良かったですよ。壮大な物語。映画アバターの世界を思い浮かべながら物語をたのしめました。アクション場面も多々あり、ドキドキできるファンタジーですね。2021/01/09
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さすが上橋菜穂子という作品。ファンタジーの世界観も彼女らしいし、医学と獣と人間と国と上橋ワールドを複雑に絡み合わせたジャンル分けできないような圧倒感。獣の奏者のファンならすぐ虜になる。これだけの世界観と構成と長編とファンタジーの空想、どれをとっても勝てる人がいない気がする。
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グイグイ話を読み、守人シリーズとまた違ったおもしろさ、序盤のフレーズの言葉に胸を動かされました。
次は、佳境の下巻!グイグイ話を読み、守人シリーズとまた違ったおもしろさ、序盤のフレーズの言葉に胸を動かされました。
次は、佳境の下巻!2021/01/08
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高校生くらいから気になっていたが、読めていなかった本。
本書の2人の主人公、ヴァンとホッサルが、それぞれの視点から真実に近づいていく様子が、読んでいて面白い。
あとから気づいたけど、表紙が飛鹿かな?
続けて下巻を読もうと思います。
高橋菜穂子さんの本は、情景描写が多いうえ、話特有の設定、固有名詞が続出する。このため、物語の世界観にどっぷり浸かれるため、お勧めである。
一方で、合わない人は、最初のうちは内容が頭に入ってこないと思う。苦手な人は「鹿の王 地図」「鹿の王 相関図」などで検索してから読むといいと思う。 -
コロナ禍の現在とダブって見えた。ヴァンとユナがどうなるか下巻が楽しみ
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5年ぶりくらいに再読。
すっかり内容を忘れていたのだが、
コロナ禍においては色々と考えさせられる、
感染症をめぐる壮大な物語。
国も人もそしてウィルスさえも、
生き残るために葛藤と共存を繰り返す。
一見すると無機質で絶望的な世界で
そんなはずはないと運命に抗って
一筋の希望の光を追う人々の物語。