- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041061657
感想・レビュー・書評
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真梨幸子先生さすがです。ジワジワ怖いです。ちょいちょい出てくるアオシマさんも地味に怖いです。好き。
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軽く読めるのはいいんだけど、なんだかラストがハッキリしなくてモヤる…
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ところどころ周りの人間関係の陰というかねちっこい部分が出ていた。
閉じ込められたままで出ることが出来ないのが一番怖かった。
あとは淡々と読みすすめて、最後のネタバレまでの消化試合みたいな短編の連作だったなぁと。
暇つぶしにはちょうど良かった。 -
短編ホラー
ちょっとずつ繋がってるけど、それでなにかスッキリでもなく、1話1話が面白いでもなく。イヤミスを期待して手に取ったから方向性が違っていて勝手にがっかりした。ごめんなさい。 -
イヤミスxホラーって感じ。イヤミスなのでもちろん後味すっきりなんて事はないけど面白かった。
全編に出てくるアオシマさん以外にも、登場する女性のほとんどが注意力散漫で「信じられない!」が口癖だったり、他にもちらほら何かしらで繋がっていてそれを探すのも楽しい。
私としては「箱」が一番普通にちゃんとしたホラーっぽくて面白くて、そこから「壁」につながるのが一番好きでした。
読んでるこっちが混乱するような書き方をわざとされているんだと思いますが、まんまと混乱してワケが分からなくなって読み直し、というのを何度か繰り返してしまいました。そこまでしっかり読まずに飛ばしても大丈夫だったかも。
途中に挟まる「解説」には騙されたし、怖くて一瞬読み進めるのを悩んだけど最終的にはそこまで怖くなかったですが、リアルに考えるとゾクゾクっとしてしまう本でした。 -
ゲジゲジを想像すると、ゾッとする…。
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フィクションベースのノンフィクション?
ホラー小説で世にも奇妙な物語感があったが、文体があっさりしていて、怖さを感じなかった。ホラーだったら、もっとおどろおどろしい感じが好き。
あっさりしてたから2時間程度で読み終わっちゃった。