ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.96
  • (39)
  • (38)
  • (22)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 704
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041064757

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あんまり期待していなかったけど、思ったより面白かった。続き買おうかな。
    大人が主人公のラブコメがもう自分には向いているのかな。歳を取ったな。

  • 意外におもしろい。

  • 好みドンピシャりだった。
    ラブコメとしてのセンスもさることながら、大人が子供に対して持つ責任や、その裏返しとして、子供が無条件に大人に甘えていいんだよ、ということをラノベで描いているのが素晴らしい。2巻もすぐに読みたくなる

  • この本の表紙を机の上に出している生徒がいて、いかがわしい本だと思い声をかけたが、「おもしろいから読んでみてよ」と返されてしまい期待せず読んだ。
    8年ぐらい前か、この作品と似ている作品を電撃文庫大賞の応募原稿として書いたことがある。
    『見知らぬ女性との同居生活が突如始まり、引き換えに手を出してもいいと言われても出さない主人公。
    その主人公には好きな人がいる。二人が付き合ってしまったら一緒にはいられないと感じた女性は主人公の家を出るが、連れ戻しに来た主人公とともに家に帰る話。』
    読んだ人は上記を「ひげを剃る〜」のあらすじと思うかもしれないが、実はこれは私が書いた作品のあらすじだ。
    もちろん、他のプロ作家のデビュー作品にもこの作品は似ているし、ありきたりな話なのだろう。
    この作品の良さは、↑の展開にさらに「美少女ハーレム」を入れているところだと思う。しかも女子高生。犯罪級の可愛さだし実際に犯罪だ。
    自分の作品は、大学生主人公のもとに年上の女子大生が転がり込む話にして犯罪回避したが、この作品はそんな夢を叶えてくれる。

    本になっていても、やはりネット掲載レベルの文章力なのは否めない。
    ただそれ以上にキャラクターや設定の魅力がこの作品の良さなのだろう。
    きっと作者は女性に違いない。

  • 失恋して泥酔して女子高生を拾って、女子高生のいるエロくない日常からいろいろあって結局女子高生との共同生活という話。

    感想を一言で言えば、ラノベの割には薄味で、純文学的には大雑把というなんとも中途半端な作品という感じ

    失恋の痛みから手を出さないというわけでもなく、女子高生だから手を出さないモラルはあるが家出少女を住まわせるというモラルのなさ
    なんとなくお互い恋愛感情はあるけど流れはぶった切り、ただヌルいいだけの関係性を続けたいという漠然とした感じ

    エロゲ脳な自分としてはまったく共感できず

  • ちゃんとしてるけど、対象外やな。

  • 抜群に面白い。
    おっさんにおすすめ。

  • 妄想が捗る

  • 誰もが妄想したであろう家出JKとの同居ラブコメという、下手すると爛れた関係に陥りそうなところを吉田さんがちゃんと「大人」してるのでハートフルなホームドラマでひと安心。
    集中力が長続きしない自分でもさらっと読める反面、盛り上がりに欠けるかなー? でも女性キャラに三者三様の良さがあって魅力的です。
    家出少女である沙優も偽名(?)を使ってるあたり重い背景がありそうだけど、あまりシリアスになりすぎないようこの路線で行ってもらいたい。

  • 26歳のサラリーマンが家出女子高生を拾った話(タイトルまんま笑)
    いや、なんというか最初予想したよりもずっと面白かった。
    ラノベにありがちなちょっとエッチなそれ系の話になるのかなと思って読み始めたら、実にまっとうな良い話だった。

    主人公の青年が若いにもかかわらず堅物と言うか、お父さん的思考の持ち主で、しかもこれぞラノベのお約束の恋にとーへんぼくな性格なので、恋物語には行かず、むしろ二人が家族になっていくお話になっている。
    ただ、このお話が本当に家族のお話になるのか、それとも恋物語になっていくのかは、まだわからないな。

    それにしても主人公の周りには後藤先輩といい、後輩の三島さんといい、魅力のある女性が多いな。
    三島さんは最後の沙優との場面で好感度が上がった。
    ある意味一途だよね。
    そして後藤先輩。ちょっと魔性でしょうか?(爆)
    そんな女性の気持ちに鈍感な主人公は、うん爆発したらいいと思う。
    ということで次巻も楽しみ。

    でも展開的には、家出少女だからなあ、突然の強制的な別れや犯罪者的な誤解とかいう重い展開も考えられる。
    少女が家出をした理由、それに対する対決や解決が描かれるのだろうか?
    できれば最終的にはハッピーエンドで終わってほしい。
    期待したい。

全36件中 21 - 30件を表示

しめさばの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×