女生徒 (角川文庫クラシックス た 1-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 122
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099025

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代の愛読書だけど中学生でも読めると思う。短編集。

  • 私の中の太宰のイメージが大幅に変わりました。
    素敵。そして読みやすい。

  • 面白い。久々に一気に一冊読んでしまった。どれも面白いけれど、私的には「貨幣」が一番好きかな。「女生徒」も何気ない日常が女の子特有の感情の揺れ動きで活き活きと描かれていると思う。時代は違うけれど、この年代の女の子なら共感できることも結構あると思う。気取ってるようで気取っていない文章なのがいい。

  • 女性の独白形式で書かれた作品を集めた短編集。とても読みやすい。
    基本的には暗い話。しかし遊び心のある作品が多い。

    『恥』が特によかった。笑える。が、「小説家は人の屑よ」と書かれている。
    『女生徒』はあんまりわからなかった。
    『灯籠』『皮膚と心』『千代女』『貨幣』『饗応婦人』がオススメ。

  • やっぱり太宰好き。すごく好き。
    他愛ないものをこううまくきらきら、薄暗くできるのってすごいよなあ。
    文章表現も私好み。

    ああうっふりしてしまう。

  • 太宰の書くおんなのひとはかっこいくてかわいらしい、だいすきだ。

  • 「人間失格」の表現豊かでありながらの怖さに太宰治は結構苦手だったんですが、こちらはすんなり読めました。男の人なのに女の子のはなしを此処まで丁寧に書けるってすげぇと思いました。
    色々と価値観が変わる。

  • どのお話もすきだけど、きりぎりすが大好き。

  • 教科書に載っていて心ギュッと掴まれた。
    とにかく大好きです。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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