チョウセンアサガオの咲く夏

著者 :
  • KADOKAWA
3.12
  • (17)
  • (97)
  • (236)
  • (62)
  • (9)
本棚登録 : 1338
感想 : 157
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041112472

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 切れ味鋭い短編もあればそうでもない短編もあり。
    最後の佐方検事のスピンオフも好きだけどサクラ・サクラも良いな。表題作はチョウセンアサガオが出た時点でなんとなく分かった。

  • すきま時間で読める短編集
    題材は多岐にわたり、柚月さんの引き出しの多さに改めて感心
    ラストの短編に佐方貞人の文字を見た時は心躍った

  • 色んなジャンルが集まった短編集。5、10分で読めるシリーズものがいくつかあるのでサクサク読めるし、柚月さんの書籍ははじめましてだったので柚月さんを知ることができた素敵な短編集でした。
    サクラサクラと影にそうの瞽女さんのお話はどちらも印象的でした。

  • ①ヒーロー
    ②チョウセンアサガオの咲く夏
    ③泣き虫の鈴

    人の黒い所も、白い所も丸ごと肯定する柚月さんの繊細な短編集

    佐方検事が出てきて◎

  • 狂気に満ちた短編小説。サイコパス感があるが、不思議と終わりの後味はわるくない。最後のショートショートだけはまともな話で、後がよければすべてよし。

  • 表題作他、全11編の短編集。その内2編が、4、50ページ程の他は、10ページちょっとの短い話になっている。ゾッとする話だったり、ちょっとじんと来る話だったり、どんでん返しがあるショート・ショート風だったり、他には、佐方貞人シリーズのスピンオフや、何故か6つ子のおそ松くんの話まであり、なかなかバラエティに富んでいる。中でも、ちょっと長めの、養蚕業を営む豪農の家で、丁稚奉公をしている八彦の話、「泣き虫の鈴」が、短編ではもったいない位、物語の世界がよくできていて、なかなか読ませる。これは是非長編で読みたい作品。

  • 柚月さんの珍しい短編集、ショートショートと言えるぐらい短い作品も。これまで読んできた作品と趣の異なるものが多く、新鮮でした。内容もバラエティに富んでおり、短い中にも、ぐっと心を突いてくる場面もしっかりあって楽しめました。最後の作品だけは、検事佐方が登場しますが、佐方よりも事務方の増田がメインの中編。

  • 短編集11編
    表題作が良かったし、佐方検事シリーズのスピンオフ「ヒーロー」が読めたのは嬉しかった。

  • 柚木裕子のチョウセンアサガオの咲く夏を読みました。
    怖い話の短編集ですが、良い話と余り好きではない話と混ざっているとは思いましたが、半分位で無理と思いました。
    ホラーが好きな人にはお勧めかも

  • 短編集だが、柚月裕子にしては、今ひとつな感じ。最後の佐方検事もののスピンオフらしき、作品はまずまずだったが。

全157件中 101 - 110件を表示

著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柚月裕子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×