- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041112472
感想・レビュー・書評
-
切れ味鋭い短編もあればそうでもない短編もあり。
最後の佐方検事のスピンオフも好きだけどサクラ・サクラも良いな。表題作はチョウセンアサガオが出た時点でなんとなく分かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すきま時間で読める短編集
題材は多岐にわたり、柚月さんの引き出しの多さに改めて感心
ラストの短編に佐方貞人の文字を見た時は心躍った -
①ヒーロー
②チョウセンアサガオの咲く夏
③泣き虫の鈴
人の黒い所も、白い所も丸ごと肯定する柚月さんの繊細な短編集
佐方検事が出てきて◎ -
狂気に満ちた短編小説。サイコパス感があるが、不思議と終わりの後味はわるくない。最後のショートショートだけはまともな話で、後がよければすべてよし。
-
表題作他、全11編の短編集。その内2編が、4、50ページ程の他は、10ページちょっとの短い話になっている。ゾッとする話だったり、ちょっとじんと来る話だったり、どんでん返しがあるショート・ショート風だったり、他には、佐方貞人シリーズのスピンオフや、何故か6つ子のおそ松くんの話まであり、なかなかバラエティに富んでいる。中でも、ちょっと長めの、養蚕業を営む豪農の家で、丁稚奉公をしている八彦の話、「泣き虫の鈴」が、短編ではもったいない位、物語の世界がよくできていて、なかなか読ませる。これは是非長編で読みたい作品。
-
柚月さんの珍しい短編集、ショートショートと言えるぐらい短い作品も。これまで読んできた作品と趣の異なるものが多く、新鮮でした。内容もバラエティに富んでおり、短い中にも、ぐっと心を突いてくる場面もしっかりあって楽しめました。最後の作品だけは、検事佐方が登場しますが、佐方よりも事務方の増田がメインの中編。
-
短編集11編
表題作が良かったし、佐方検事シリーズのスピンオフ「ヒーロー」が読めたのは嬉しかった。 -
柚木裕子のチョウセンアサガオの咲く夏を読みました。
怖い話の短編集ですが、良い話と余り好きではない話と混ざっているとは思いましたが、半分位で無理と思いました。
ホラーが好きな人にはお勧めかも -
短編集だが、柚月裕子にしては、今ひとつな感じ。最後の佐方検事もののスピンオフらしき、作品はまずまずだったが。