(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041128084

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、難解な名作と呼ばれる小説を面白く読む方法を著した一冊です。あとがきにありますが、この本のエッセンスは、著者が大学院生時代に学んだ方法論だそうです。「源氏物語」といった古典から「三体」などの現代小説まで、「読んだフリにしないコツ」を丁寧に分かり易く重要な箇所には罫線を引いたり、砕けた文体で読書初心者を飽きさせない仕組みになっています。個人的には、村上春樹あたりが内容を咀嚼して読めたらいいなと思うのですが、本書でコツを読んでみるとやはり彼の作品の解釈には想像の範囲での理解が必要と知って、少し自分に落胆しました。

  • 解説がわかりやすく面白い。知識が増えて楽しい。

  • 背ラベル:901.3-ミ

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著者プロフィール

1994年生まれ。高知県出身。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。大学院時代の専門は萬葉集。大学院在学中に書籍執筆を開始。現在は東京で会社員の傍ら、作家・書評家として活動中。
著書に『人生を狂わす名著50』(ライツ社)、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(サンクチュアリ出版)、『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』(幻冬舎)、『妄想とツッコミでよむ万葉集』(大和書房)、『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』(笠間書院)。ウェブメディアなどへの出演・連載多数。

「2021年 『女の子の謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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