- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042520023
感想・レビュー・書評
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妙に薄暗く、湿っぽいと同時に、汗とタバコの匂いが充満していそうな空気のある小説。情痴殺人犯に括弧書きで(サディスト)とあったり、迷宮入り事件の被害者の経歴などに当時の性に関する偏見が垣間見える。
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評価が高いというのも納得の結末。ただし個人的には名前が覚えられないよ…
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スウェーデンミステリー。「マルティン・ベック」シリーズ。まあ普通。
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あまりにも利己的な動機の理不尽さに読者は怒りを覚える。そのまま終わってしまえば、とても後味の悪い暗い警察小説だが、ワンテンポ遅れた電話とラストシーンの笑う警官のシニカルな描写が作品の印象をかなり持ち上げている。ストックホルムの寒い夜に起こったマシンガン乱射事件。事件の大きさの割に淡々と進むストーリーだが、犯人に行き着くまでの過程の多様さが作品の魅力。たくさんの登場人物がいろんな方向へ向かい、また収束していく様子はよくできていた。
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読みにくい。聞きなれない人名のせいか。それが気にならないなら、警察小説の佳作として楽しめる。
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なんともいえないどんよりとした薄暗い風景を思い浮かべつつ読んだ。題材は今となってはさほどセンセーショナルではないかもしれないけど、ベックと同僚たちがいい味出してる。
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北海道、ストックホルム、スウェーデンなどを舞台とした作品です。
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88008
2/5 現場に携わる捜査員たちのナマの感覚が伝わってくる。事件の大がかりなわりに動機、説得力が不足。 -
佐々木譲さんの警察小説つながりで。
某競作集でこの小説を使った作者さんがいた理由が分かった。
凄く人物が分かって読みやすかった!翻訳の力でもあるだろうけど(高見さんは有名ですもんね)
続刊を読みつくすのが楽しみ!!
2010-1-21-23読了