- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044253042
作品紹介・あらすじ
森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う…。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち-"GOTH"を描き第三回本格ミステリ大賞に輝いた、乙一の跳躍点というべき作品。「夜」に焦点をあわせた短編三作を収録。
感想・レビュー・書評
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乙一さんの、代表作ですね!!
なおなおさんのお勧め本です。
やっと読めました~♪
良かったです、ありがとうございました。
こちらは文庫本。「夜の章」。前編としての作品ですね。間違って「僕の章」から読まないように注意です。
森野夜を巡る短編三作。
【暗黒系】
連続殺人犯の手帳を拾った夜は、未発見の死体を見物に行こうと「僕」を誘った………。
同じクラスの男女二人、森野夜と僕は、どちらもサイコパス。最初の作品からグロテスクな描写に、ビクビクしながら読みました…
【犬】
犬好きの私には…やっぱり嫌な描写が〰️。
叙述トリックもあって…内容的にも惑わされてしまって、クラクラした作品。
【記憶】
かなり謎だらけの少女、森野夜の過去の家族の事件。
びっくりさせられたオチがあって、物語として面白く感じた。もちろん恐ろしい内容だけど、乙一さん作品らしい切なさが漂う感じでもあって、惹き込まれた…。
私はグロい系など苦手意識があったけれど、思いきって読んでみて、良かったです。
読書の守備範囲が少し広がったようで、嬉しくなりました~ -
GOTHというタイトルから、残虐なイメージがあったけれど、ゴス文化を理解していたわけでないです。
乙一さん23歳ごろの作品。
本人もゴス文化の魂の部分を掘り下げず、ファッション的にタイトルにしてしまったというような反省をあとがきに書いている。
だから、ゴス的なライトノベルというらしい。
まず夜の章。夜という少女から描く、残虐な事件の短編3編。
夜と友人の少年の周りにはゴス的事象が絡みつく。
夜は、事件に巻き込まれやすく、
少年は、事件に共鳴しやすい。
この章だけだと、中途半端かな。後編を読んで、世界観を楽しみます。
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2024/01/14
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2024/01/14
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2024/01/14
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よっぴーさん、はじめまして。
こちらこそ、フォローといいねをありがとうございます。
GOTH面白いですよね。おびのりさんの所でお話して、乙一...よっぴーさん、はじめまして。
こちらこそ、フォローといいねをありがとうございます。
GOTH面白いですよね。おびのりさんの所でお話して、乙一小説がまた読みたくなってきました。
実は私の乙一初読は絵本なんです(*ノω・*)テヘ
「くつしたをかくせ!」というクリスマス本で、多くのブク友さんたちが読まれています。
また「ボクのかしこいパンツくん」なんて絵本もありますよwよっぴーさんもいかがでしょうか。
乙一さんの別の顔が見られます(^^)
2024/01/14 -
なおなおさん
コメントありがとうございます。
乙一さんは、絵本も書かれているのですね。
初めて知りました。是非、読んでみたいです。
教えてく...なおなおさん
コメントありがとうございます。
乙一さんは、絵本も書かれているのですね。
初めて知りました。是非、読んでみたいです。
教えてくれてありがとうございます。2024/01/15 -
よっぴーさん、こんばんは。
乙一絵本の絵は、別の方が描かれております。
乙一さんご本人も「何が何だか分かりませんが、絵本を出版することになり...よっぴーさん、こんばんは。
乙一絵本の絵は、別の方が描かれております。
乙一さんご本人も「何が何だか分かりませんが、絵本を出版することになりました」とふざけた(!?)ことを言っておりました^^;
「〜パンツ」の本は、「失はれる物語」にも収録されているのですが、イラストレーターさんがマンガっぽく手掛け、これまた良かったです。ぜひっ!2024/01/15
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突如、年末年始一日一冊企画を思いついたので、読みやすそうな作品を厳選!
しかし、全然そんなに読めなかったのである。普通に仕事が始まってしまった!さらには、緊急事態宣言まで出されてしまった!!
随分と読みやすく描写もわかりやすいと思ったら、ラノベでしたか、そうでしたか。
今となってはラノベはアニメ化が待望されたりする日本の文化のひとつのジャンルだけれど、乙一さんがこの作品を描いていた頃のラノベってかなり差別されていたんですね。
あとがきがすごく面白くて。
作品は残虐で残酷な描写が続くのだけれど、それが登場人物の人間性によって重すぎずに描かれているし、その人間性にもそんな意図があったのか!とあとがきで納得。
あと、何が素晴らしいって、視点の描き方。
「夏と花火と私の死体」の時も思ったけど、乙一さんのこの視点の描き方が非常に素晴らしい。なんとなく想像がつきそうな未来を予想しながら読んでいく、その先にある急展開、これまでの世界がひっくり返るその瞬間。
違和感や、奥歯に物が詰まったような言い回しには全て意味があった…!
それが分かった瞬間、振り返っていくとさらにその視点が活きてくる。植物に水を与えるように、さらにとくとくと、文章が身体に染みわたっていくような感覚。文体は何も変わっていないのに、世界が全く変わったような感覚に陥る作品は久々だった。なんか、これを「世界線」て今風の言葉を使って例えようと思ったけど、うまくいきません。
先が気になりすぎて、寒すぎて引きこもっていたわたしの身体は、閉店間際の本屋さんへ向かったのでした。 -
R3.10.25 読了。
人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち、森野夜と僕。サイコパスやミステリー要素の3篇からなる連作短編小説。あとがきで作者は「これはダークファンタジー」と書かれてますが…。
やはり乙一さんの作品は読みやすい。
「犬」は読んでいてやるせなさや悲しみにとらわれた。そしてまさかのラストに驚愕。見事に騙されたと苦笑した。
「記憶」も森野夜に関する過去の話。森野は子供の頃から、悪趣味な遊びをしていた。そしてこの作品でもラストは驚愕の事実が判明し、「僕の章へ」。
「僕の章」もどんな展開が待っているのか楽しみです。 -
乙一 著
『GOTH』表紙GO の部分?青服の女性写真
[夜の章]本作品は…
暗黒系
犬
記憶
の三部作で構成されていましたが…
どの作品にもあの2人が鍵を握っている、
というか、妙にやっぱり関わっている(・・;)
不思議とも不気味とも形容し難い作品だけど、
やはり今回も読ませるという意味合いでは同じ。
それで、それで…と事件を追う探偵じみた気持ちで、息を殺して…
(読んでるだけだから、息を殺す必要は全く
ないのだけど(~_~;)とにかくです、、)
主人公の僕と森野の動向を追った。
この2人の悪趣味というか異常性に慄きながら⁉︎
いや、実は意外と慄いておらず冷静に2人の姿を見ていた。あまりに冷淡な2人の態度に、それを見逃さずにはいられないように、読み進めてしまう。
猟奇殺人に興味を持つなんて尋常じゃない!それが趣味だと言われても…(・_・;かなり⁉︎絶対にヤバい2人なんだけど、悪い人間ではなさそう。
あの残酷な手口と凄惨な現場の状況を手記した犯人の手帳を拾った事を収穫のように、
しかも宝物のように持ち運び、お互いが思い巡らし、意見し合うとは普通では考えられないことだけど、2人が交互にやり取りしていることに、不安と要らぬお節介のような気分で、その犯人のものとおぼしき手帳持ち歩くなんてマジでヤバいって!
そちらの方が心配になってドキドキしながら真相を追ってゆく私は、探偵失格だな(ーー;)
しかも2人は真相よりも…、うむ〜。
コレはレビューすべきじゃないな、、(-。-;
犬の繋がりは、記憶へと…
やっぱり巧いね!この作家さん
あとがきを見れば、大学卒業して一年目に書いてるって〜。え〜(*´Д`*)何この才能!
ただ、妖怪の仕業?って言うのは…!?(・_・;
ダークファンタジーと言えば、納得ですが…
色んな世界観に通ずる作家さんだから、どの方向にも向かえるんでしょうね。
『GOTH』の下巻のあとがきに続くという
乙一さん本人のあとがきも楽しみにしつつ…
とにかく、この作品も正直、面白かったです‼︎
下巻へGO”TH”(僕の章)も楽しみ(≧∀≦)-
あぁ〜、揺れてるかぁ
つっ、つらいね(>_<)
フェリーにバイキングがあるなんて豪華だけど
苦しそうだよっ
本はちょっとお休みだっ
う...あぁ〜、揺れてるかぁ
つっ、つらいね(>_<)
フェリーにバイキングがあるなんて豪華だけど
苦しそうだよっ
本はちょっとお休みだっ
うぅ〜、耐えて〜
もう、そんな時は寝ちゃうのが1番☆
酔っ払いさん、静かにぃー!2022/08/14 -
まっちゃんVSどんちゃんの掛け合いコメント笑える〜(*゚▽゚*)
旅行キャンセルにまで至る親娘喧嘩とは⁈∑(゚Д゚)
特殊能力はその素直さだ...まっちゃんVSどんちゃんの掛け合いコメント笑える〜(*゚▽゚*)
旅行キャンセルにまで至る親娘喧嘩とは⁈∑(゚Д゚)
特殊能力はその素直さだよ(。◠‿◠。)♡
笑ってる場合じゃない!連休返上でTOEIC
勉強だ٩( ᐛ )و
楽しみにしてたフェリーの映画残念(;o;)
元取る為のバイキングで食べ過ぎ〜
満腹と揺れで気持ち悪くなる始末ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
あるあるの情景にグフフつ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
楽しませてもらいました(*^^*)
素敵なお盆休みを…☆彡2022/08/15 -
ひろみ、おつおつ(^^)
連休返上でTOEIC勉強……あと、3冊!
あと3冊読んだら、また勉強がんばるぅー!
励ましありがとっ♡ひろみ、おつおつ(^^)
連休返上でTOEIC勉強……あと、3冊!
あと3冊読んだら、また勉強がんばるぅー!
励ましありがとっ♡2022/08/15
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連作3話のミステリー短編。
主人公2人の無感情かつ無機質なキャラが本作の魅力を高めている。伏線回収、叙述トリックも秀逸。 -
本の雑誌の、目黒考二・北上次郎・藤代三郎追悼号で、北上次郎のエンターテインメント小説の書評で紹介される物語がとても魅力的に思えて、図書館で、多くの作家の小説を借りて来た。森絵都・辻村深月・瀬尾まいこ・横山秀夫・凪良ゆう・柚月裕子など。乙一の本書は、その中の1冊。
乙一の著作は、随分以前に1冊だけ読んでいる。一風変わった味わいの作品だという記憶は残っているが、内容については、よく覚えていない。今回手に取った本書は、3編の連作短編集。ホラーであり、かつ、ミステリー。設定としては、あまりありそうにはないものであるが、ストーリーの面白さに惹かれて、ついついページが進む。好みが分かれるとは思うが、私は嫌いではない。
3編の中では「犬」が面白かった。薄気味の悪さと、最後のどんでん返し。3作目の「記憶」は、「犬」の焼き直しみたいな感じで、今一つ。本書は、上下巻に分かれているうちの上巻。下巻も手に取ってみたいと思わせるには十分な面白さだった。 -
面白かったけど星3個なのは
とにかく怖かったから!
ひぇー‼︎って言いながら読んだ! -
「ZOO1」が好みだったので、乙一さんといえばコレ!という情報を得て手にとりました。
なんとも記憶に強く残ってしまう話が多いですね、乙一さんは。
「犬」は忘れられないでしょう。
僕の章へいってきます。
乙一読む順が一緒ですね!
1Qさんとも…(*^o^)/\(^-^*)ハイタッチ☆!...
乙一読む順が一緒ですね!
1Qさんとも…(*^o^)/\(^-^*)ハイタッチ☆!!
(*^^)/\(^^♪)イェ~イ!
(*^^)/\(^^♪)イェ~イ!