彩雲国物語 　 紫闇の玉座（上） 　 (角川ビーンズ文庫 46-21)

著者 : 雪乃紗衣

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年5月31日発売)

感想・レビュー・書評

[saori yoshidaさんの感想 · 2011年9月17日]

主人公の秀麗ちゃんの活躍だけでなく、他の有力貴族の方々も動き始めていて下巻が気になります。また秀麗の運命もどうなるのか、王の継承などさまざまな問題が残っているのに、あと一巻で終わることに驚きました。

[アトさんの感想 · 2011年9月7日]

やっと最終巻まで読むことができました

上巻は秀麗編だった、ということですが、
話といい、表紙といい、ものすごく瑠花編でもあったのかと...

いいことをしてたわけじゃないし
今までの経過から考えたらむしろ極悪人といっても過言じゃないんだけど
でもどこか憎めない人だったなと、しみじみ

布石が回収されていって、物語として1つの終わりが見えてきて
気になるやら寂しいやら...

下巻も楽しみです^^

[うらこさんの感想 · 2011年9月6日]

分厚くて、なかなか読み進まず、1巻から追ってきましたが、やっと最終巻の上巻まできました。一気に読めちゃいました。
表紙の秀麗の顔が、ちょっと十三姫っぽいかなって思いました。

表紙は秀麗と瑠花。確かにこの巻は、秀麗と縹瑠花の巻だと思います。（劉輝や絳攸、静蘭の影はうっすいです。）後ろにいるのは、晏樹だと思いますけど、この巻でほんとに悪い奴だと納得。

朔洵がいったいどうなっているのか分かりませんでしたけど、あーそうだったんだって。朔洵と晏樹はなんかかぶるときがありましたけど、せっかく秀麗の手によって死ねたのに、まさか悪用されるとは思ってなかったでしょうね。

あと、途中、歌梨と夫の欧陽純が殺されたのかと思ったら、最後に出て来てびっくり。碧家の迷信って、確かに有りだと思いました。宝鏡を作ったら死ぬ＝死んだら一流って言われたら、確かに芸術家だったら、死んじゃうかも。

最後は、瑠花も羽羽も死んじゃいましたが、もこもこの小動物の羽羽が、若いときの顔が見れて、ちょっと和んだかも。

秀麗の残り時間はあと1日。
劉輝が王都を落ちたっていうし、ほんと続きが気になります。

[し☆さんの感想 · 2011年9月4日]

縹家で体力回復＆情報収集した秀麗、紅州へ到着、首都を出た旺季と合流、バッタ退治。
静蘭は旺季にくっついて紅州へ。
迅の正体。
迷子か？！な楸瑛（とリオウ）。
羽羽様、瑠花の元に（涙）。

[rukaさんの感想 · 2011年8月17日]

秀麗編。
買ってからなかなかでしたが
読み始めたら相変わらず早い早い。
展開も早いし面白い。

最終章かと思うと感慨深かったです。

[らいむぐりーんさんの感想 · 2011年8月14日]

とっくのとうに手に入れていたんですが、なかなか読むまでに至らず…どきどきしながら読みました。
秀麗ほもちろんのこと、前の巻からもそうですが、瑠花姫の生き方、考え方にも強く惹かれます。自分も１本筋の通った人間になりたい…
劉輝がびっくりするほど出てこなかったんですが…下巻を読んで納得。
上巻は秀麗のターンなんですね。

[ろくさんの感想 · 2011年8月6日]

怒涛の展開！ 次にどう物語が動くのか、固唾を呑んで見守るばかり。

[kamisuke0117さんの感想 · 2011年8月3日]

この作者の力量にしては登場人物が多すぎて筋も広げすぎのような気がする。でもさすが最終巻。ようやく劉輝も活躍できてよかった。

[雪那さんの感想 · 2011年8月1日]

旺季様が好きです。
早く次が読みたい。
次が最後か。

[emopitさんの感想 · 2011年7月27日]

下巻と合わせて読了

著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第１回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年７月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」