泣きたい夜の甘味処

著者 :
  • KADOKAWA
4.26
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本棚登録 : 5234
感想 : 217
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046807540

感想・レビュー・書評

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  • 心がホワッとする。漫画だから読みやすい。
    言葉って、直接的に話すんじゃなくて間接的でもこんなにも伝わるし、考えるきっかけになるんだなーと思った。言葉の魔法。疲れてる時に読みたい。

  • 小説と勘違いして購入
    カラーのコミックでした
    絵がゆる〜い感じであんまり好みじゃないかなと思っていましたが、お話しの穏やかな感じとすごくあってて良かったです。

    それぞれのおはなしが、ほろりとくるような内容になっています。
    それぞれにanother storyがあって、それもちょっと泣けて心があったかくなるような内容でした。
    ただ、なんで熊と鮭!?

    出てくるお品物のレシピ付き
    作れそう!と思う物ばかりなので、それも良かったです。

    次のシリーズも是非読みたいと思います!


  • 短編で読みやすくほっこり。
    「お菓子」を中心にしていろんな人の思い出をたどっているのが素敵。個人的にパフェ、梅酒ゼリーのくだりが好き。

  • 美味しいです。
    作ります。
    泣きながらいただきます。

  • 泣けた。家で読んでいてよかった。泣きたい夜にこんな甘味処があったら、踏みとどまる人やもう少し頑張ろうと思える人が増えるのに。営むのが人間ではなく熊と鮭なのもいい。疲れた心に甘味は必要。

  • 不覚にも泣いてしまった。
    ちょっぴり心が疲れている時に読むと、そっと背中に手を添えてくれる本。

    毎日あくせく子育てと仕事に追われているけど、一度も急かさずに、週末ゆっくり子どもとバナナケーキを作ろうと思った。

    大事な人たちに、あなたのことが大好きだよってちゃんと伝えたくなる。

    認知のお父さんが覚えていたいと思っていたことを思い出すシーンは、たまらなかった。
    私が今子どもと夕焼けを見上げる瞬間を忘れたくないように、親も、祖母も、きっと忘れたくないと思ってる。
    自信がなくなることがあるけど、これはもう絶対だね。

    だって、親にとってもとても大切な思い出だから。

    記憶は溢れていくけど、忘れたくない気持ちがあったことに気づけるだけで認知の家族はどれだけ救われるだろう。

  • 熊と鮭のいるお店に行くのはつらい気持ちを持つ人。
    ほっとする甘味を食べ、ちょっとしたお話を聞く。
    人はそこから自分のことを見つめ、少し前向きになる。

    悩みのある人の視点だけではなく、その人のまわりの人視点のお話がついになっているようです。

    いいなとは思うけれど今の自分の気持ちに近い人はいませんでした。
    もしいたとしてもそんなに上手くいくわけないと反発してしまうかもしれないのでこれで良かったのかもしれません。

  • 久しぶりに 心からほっこりあったかい漫画を読んだ。いつのまにか 涙がポロポロ溢れて読み終わったら また今日も頑張ろうと思えた。レシピも載っていたので作ってみよう〜っと!

  • 心が疲れてる時、甘い物が食べたくなる。
    そして、元気を少し取り戻す。
    そんな事ってありますよね。
    その事を覚えておきたいなと思いました。

  • 本を読むのがしんどい時ほど読める本。
    優しい気持ちになれる。
    絵も素敵。
    アナザーストーリーもあって登場人物それぞれの立場で楽しめる。

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著者プロフィール

奈良県在住の看護師・イラストレーター。著書『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術』(メディカ出版)が累計20万部のベストセラーに。2022年1月初の創作漫画『泣きたい夜の甘味処』を刊行し、同年9月、第9回料理レシピ本大賞コミック賞を受賞。

「2022年 『疲れた人に夜食を届ける出前店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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