バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.15
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本棚登録 : 1358
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047263130

感想・レビュー・書評

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  • ◆ウチと日本と知らない言葉
    美波がドイツから引っ越してきたときの話

    あとがきを読むにバカテス面子も顔を合わせたばっかりの話だそうで、断片的にムッツリーニや秀吉の変わっていない姿を描きつつ、中心には『明久は昔から明久だった』という"変わらないところ"を軸に据えた構成がよかったです。

    そして、明久が雄二のことを"坂本君"と呼んでいたのには違和感がありましたが、逆に"変わったところ"もあったのは見所。雄二は明久の器に早くから気付き始めていた描写のセリフが熱いです。

    最後に「ウチ」に繋がるまでの流れが面白かったですね。
    ドイツ語とフランス語の間違いから、リスニング間違いに転んでウチに至る。
    でも美波にとっては「本当になんてバカで、なんて不器用で-そして、なんて優しいんだろう」という言葉は変わってない明久と変わった美波。
    内容がかなり濃いエピソードで満足でした。

  • 文章中の明久は嫌いだけど挿絵の明久は大好き。表紙なら尚更。
    やはりバカテス短編は読みやすくておもしろい、いいテンションだ。

    ところでピンクの人はどこへいくのだろう。

  • 毎度ながらギャグと感動の比率が本当に絶妙な一冊。

    ギャグであふれ、思わず吹き出したくなるような内容にも関わらず、
    抑えるべきところはきちんと抑えており、
    次回への伏線、そして読者を感動させるようなエピソードも含まれておりと、
    楽しめる一冊であること間違いなしです。

    愛すべきバカ達の狂宴を是非ご堪能あれ。

  • あとがきに一番吹いてしまった…。
    作者サービス×3と召喚獣バシバシのムッツリーニに萌えざるを得ない。こうなってくると挿絵出番のない雄二は不幸なのか幸せなのか…。
    ホンネは意外に秀吉も好きな人は、で隠すあたりが気になります。いるのか!?
    美波の話は良かった、あれは惚れるわ。

  • 安心して読める、いつも通りの、バカ話。

  • 美波がかわいい。
    ギャグの方はなんだか少し空回り感があったような。
    美波がかわいい。

  • 今回は短編で4作品。個人的には2つ目のホンネの話がお気に入り。雄二の「イィィヤッホォォ」がヤバかった!
    闇鍋での心理戦も熱いわー。美波の話もよかったーって感じ。
    4つどれも満足のいく内容だった。

  • 今回は短編が4本。最後のお話である、明久達が一年になって文月学園に入学した当初の話がすごく良かった。本当に明久はところどころかっこいいから困る。うんうん。こんなことされたら女の子は惚れてしましますよね。個人的な話ですが巻数が増すごとに美波が可愛くなっていって生きるのが辛いです。

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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