悪役令嬢は『萌え』を浴びるほど摂取したい! (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA (2020年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047364332
作品紹介・あらすじ
乙女ゲームの世界に転生した私、レティーツィア。
しかも悪役令嬢だなんて……最高!!
だって婚約者の皇子リヒトは"最推し"な上に、私は推しと結ばれるのがガチ地雷な『非夢女子』なんですもの!
尊い推しを愛でるためには国外追放を回避して、ヒロインと結ばれてもらわなければ。
そう思っていたのに、推しもヒロインもシナリオ通りに動かず――!?
「第5回カクヨムWeb小説コンテスト」恋愛部門・≪大賞≫受賞作★
感想・レビュー・書評
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ありがちな設定ですが、レティーツィアが結構しっかりした子で、身を引いている間も自分の趣味を全力で楽しんでいたりといきいきしている所が良かったです。リヒトも人を見る目がちゃんとあるしっかりした人でお似合いでした。
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推しの幸せだけを願っているレティーツィア。前世を思い出して、自分が悪役令嬢だと気がついてからは、自分がリヒトと結婚するなんて考えていないのが面白い。それでも一緒にいるうちに、離れたくないという気持ちが強くなっていくのが伝わってきて、応援したくなる。ヒロインに共感する部分が全く無かったからか、レティーツィアの幸せを素直に願える本だった。皇子ではないリヒトの顔を見たときのレティーツィアが可愛かった。
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終わり方は悪くない。途中の野望とやらは今回の話になんら関係はなく、は?と思ったけど、あとがきで続編あって続いてるらしいから、そちらの布石っぽい。ただ途中の展開はイラッとした。夢展開が地雷で推しを幸せにしたいからシナリオ通りに!ってのはわからんでもないが、あきらかにシナリオから逸脱してんだからさあ!って苛つきもういい加減にして欲しい。皆これが好きなの?物凄くイライラするんだが…。だってシナリオ通りに生きるって、それ生きてるって言えんの?普通に考えておかしくない?って思うのは、乙女ゲームとやらをやった事がないからなのかなぁ?推しとやらがいないから?んー、これ関連ももう買わない方か良いのかもなぁ。