とらドラ!〈7〉 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.95
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本棚登録 : 1427
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048670197

作品紹介・あらすじ

停学が明け、大河が学校に戻ってくる。折りしも世間はクリスマスの季節。クリスマス大好きという大河は、唐突にいい子バージョンに変身。一方、実乃梨は部活の試合でエラーをしたとかでふさぎこみ、竜児にもぎこちない態度を取るようになる。そんな中、新生徒会長・北村が、有志によるクリスマスパーティの企画を立ち上げる。竜児や大河、そして学園の公式美少女、亜美の参加もあり準備は盛り上がるが、実乃梨は相変わらず元気がなくて-。はたしてクリスマスパーティの行方は!?今回も目が離せない展開です!超弩級ラブコメ第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • ★読了日不明。

  • クリスマス回


    トラブルがありながらも迎えたクリスマスパーティー

    パーティーは大河と亜美のサプライズで盛り上がるが、、


    最後はそれぞれのすれ違いが切ない7巻目

  • クリスマスパーティーの回。意味深な台詞が加速する。

  • 最高過ぎて言葉がありません。この巻はクリスマスの話ですが、王道の恋愛小説なので初心者でも、ライトノベルが苦手な方でも1巻から読むと大変面白いと思います。
    ライトノベルの中でも抜群に読みやすく、普通の恋愛が好きな人はるん♪ってくる事間違いなしです。

  • 過去の既読本

  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    想定外の終わり方だった。どうなるだこれ?幸せな奴が1人もいないぞ…
    大河が北村に対する気持ちは本当だったと思うし、竜児の櫛枝に対する気持ちも本当だった。櫛枝も自分の気持ちに気がついていた。なのにこの結末は想定外だよ。
    北村は気が付いているのだろうか?亜美は大河と竜児の奥底の気持ちも気が付いていそうな雰囲気だった。クライマックス直前で絆が崩壊しちゃったんじゃないか?
    担任の恋ヶ窪先生は変わらずに良い先生だなと思うが、自分が同じ年齢でより酷い状況であることに気が付いて決まったよ。
    物語も自分もどうなるのかな…

  • ライトノベル

  • 今回はクリスマス編です。

    北村の提案でクリスマス・パーティが開かれることになり、実乃梨に想いを寄せる竜児のため、大河もバックアップすると約束してくれます。ところが、肝心の実乃梨はソフトボールの試合でミスをして仲間に迷惑をかけてしまったことを理由に、パーティへの参加を拒否します。さらに、彼女はクリスマス・ツリーを壊してしまうというトラブルまで起こしてしまいます。竜児はそんな彼女のことを想いつづけますが、そんな彼の気持ちがますます実乃梨の心に重くのしかかってきます。

    それぞれのキャラクターの一途な気持ちがたがいに絡みあい、誰もが思ってもいなかった方向へと動き出す、これぞ王道ラブコメという展開ですが、やっぱりつづきが気になってしまいます。

  •  クリスマス編、そして、終幕編第1章である。クリスマス・イブからイメージされる世界を照らす星の瞬き、そして、恋人たちの語らい。しかしながら、その美しい関係は容易く手に入るものではない、大河も、実乃梨も、そして竜児もその冷徹なる事実を思い知らされる。
     「そして、暗転-。」本巻のラストがすべてを物語る。

  •  想像以上に登場人物の心理が細かく描かれていることには感心せざるを得なかった。

     難しい展開が続いている。竜児は大河の隠していた見えない傷に触れた事でこの辺りから大河を気に懸ける様になったのだろうか。大河の方は遂に自分の心に気付いてしまい、まさしく『夢は終われど現実は続く』状態だ。クリスマスにはサンタが来るという夢は終わり、自分はずっとそばに居てくれた人間が好きだったという現実にぶち当たる。

     それにしても実乃梨には辛い展開が続くなぁ。本人としては守りたい、心から大切にしたいものがあるからこその行動なんだけど、それが竜児にとっても実乃梨にとっても良い結果を残さない行動になってしまっているからうじうじと悩み続ける。恐らくはストレートにぶつかってしまえばこんなややこしいことにはならずに済むのだろうけど、人は誰しも傷付くことや傷付けてしまうことを怖れてしまう。そうすることで誰かの幸せを守れるのだと信じてしまう。それは決して悪いことではないだろうし、その方法で幸せになれる者もいるかもしれないが少なくとも『とらドラ!』ではそんな上手く生きている人間は居ない。そういった意味では非常に人間臭い作品なのかもしれない。

     壊れてしまったクリスタルの星。あれが竜児達を表しているのは確実だろうが、治るもの治らないもの。彼らどちらに辿り着くのだろうか。

  • とうとう大河サイドは転換を迎えましたね。
    竜児はあいかわらずのもにょもにょっぷり。
    楽しいはずのクリスマスが散々な結果に終わって、読んでいるこっちまで残念感でいっぱいになりました。
    そして気になるのは川嶋。
    「他人に期待しすぎ」という彼女こそ、だれより期待をもって友人たちの動きに一喜一憂しているのでは……

  • これは目が離せない。竜児が前向きに実乃梨の方を向いて恋をしようとするの巻。
    言葉としては出てこなかった、いや竜児と大河の二人だけが気付いてなかったものが表に出る。実乃梨は竜児に惹かれ始めている。実乃梨もそのことは分かっている。実乃梨は大河が竜児のことを必要としていることか分かっている。だから遠慮している。
    大河は親に見捨てられ転んで泣いて喚いてそれでも前へ進もうとする。一人で歩いていこうとする。でも一度暖かさを知ってからは、一人じゃ歩けないのだ。立ってられない、支えが必要なのだ。惚れたはれたの浮かれたラブコメ気分だけじゃなくて、心のどこかでみんな持っている、重くて人には見せられなくて隠れているものが浮き出てくる。
    大河に竜児、北村に実乃梨、亜美にクラスメイトの皆に。我慢したり泣いたり転んだり人生はうまくいかなくてクソッタレでどうしようもないけれど、それでも前へ進んでいかなきゃ「逢坂大河」の道はやっていけない。

  • とらドラ7

  • 第7作品目。

  • クリスマスというイベントを経て、ついに大河が竜児への思いに気づく。
    実乃梨はいつから竜児を意識していたのだろう。残りは後三巻。虎と竜が大団円を迎えるのか続きが気になる。

  • 青春は痛い。

  • 決意のクリスマス・イブだったのに、人間関係滅茶苦茶です。
    亜美ちゃんの荒療治によって、収まるべき関係に収まる。
    そんな未来なんて、まったく見えないんだけど、一体どうなるやら。

  • なんか7巻にしてヤスさんの絵が少し変わった気がする。

    大河の停学から事態はいろいろと変わっている。
    北村は失恋大明神してるし独身はマンション購入しようとするし。
    亜美ちゃんは何であんなにイベントに積極的なんやろ?
    それに亜美ちゃんは観察者である。
    亜美ちゃんも同じスタートラインに立ちたかったんだね。

    大河がやっと自覚しよった!
    みのりん切ないよみのりん。

    さて今後はどうなるかな。

  • 閑話休題的な6巻は実は前フリだった・・・という。
    起承転結でいうといよいよ転に来て、盛り上がってきたクリスマス編の7巻。クリスマスを迎えてよいこモードの大河ちゃんと、みのりんへの恋に盛り上がる竜児くん。
    前半~中盤のクリスマス準備のワクワク感は異常ですが、それだけに、クリスマスツリーが倒れた辺りからの展開はドキドキものでした。
    なにこの絶望感・・・なにこのブラッククリスマス。

    とはいえ、ひとりぼっちの大河ちゃんを放っておけない竜児くんのクマサンタのくだりなんかは泣けて、大河ちゃんの自覚がついに来たところはきゅんと来ました。はあ・・・。
    『竜児がいなければ、恋もできない』って。すごいな。
    (ホントは引用したいくらいだけど、清清しいほどのネタバレなのでここに記録しておきます)

    そこをみのりんが見てるとかなんだよ・・・それなんだよ・・・。
    そして亜美ちゃんがどんどんいいキャラになってる件。

  • クリスマス。学校あげてのクリスマスイブパーティ。良い子の大河。一人きりだった彼女だが、竜児の存在でようやく気付く本当の気持ちに気付く。それを知ってみのりは自分の覚悟の弱さを確信する。涙なしには読めない巻。

  • まったく。

    なんとなく感じてはいたがこの展開。

    8が待ち遠しくなりますね。

  • Xmas編♡

    あーーー
    にえきらない
    この想い♡(/ω\)キャー

    続きが気になるぅ♡♡

  • 9784048670197  257p 2008・11・13 7版

  • クリスマス話。色々かみ合ってないというか煮え切らない感じでちょっとつらかった。

  • ラブでコメな一冊。やっと自分の気持ちに気付いた大河が泣き叫ぶシーンが何度読んでも・・・。アニメも原作もどっちもグット!

  • ゆゆこさん最高!!
    面白過ぎっっ!!!!


    絵的には萌え路線だけど内容は女の子向けだよ。
    いちいちあるかっこがきのつっこみが女目線で笑えるっっww

    大河が真冬に黒タイツ姿なのを(本気の100デニール)って書いてあったり(笑)
    100デニールは本気だなぁ~って納得しちゃったよぉ

    恋ヶ窪先生をいちいちかっこがきでいぢめてたりww
    (独身)(公務員)(父母健在)とかっっ!!
    最後の方はつい『ひどっ』って笑いながら呟いちゃったし★

    内容も泣けるっっ
    微妙に揺れる恋心を描いてて適度に重いのが素敵。
    みんなが心模様をクリスマスにあわせて描いてて良いっ!!


    とらドラマジオススメです(笑)

  • ▼ '10.9.26

  • 今回はラブコメ一直線。

    竜児を実乃梨の元へ押し出してしまってから、自分の竜児に対する気持ちを知ってしまった大河。
    そんな大河の姿を見てしまった実乃梨。
    これらの関係に入り込もうとする、おそらく竜児・大河・実乃梨の気持ちを一番理解している亜美。
    そして、先に実乃梨からダメ出しをくらった竜児。と。

    次は修羅場な予感ですよ?w

  • 何回読んでも最後で泣く…

  • めさめさおもろい。アニメから入ったんですが(どちらかと言うとアニメ派)ですが、やはり心理描写がていねいでわかりやすいです。
    登場人物が多く、それぞれ個性的です。主人公たちにあまり共感できませんので。嫌いではないです。
    にしてもこの作品で自分はやはりツンデレ派なのだと確信できました(笑)

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著者プロフィール

作家

「2023年 『心臓の王国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮ゆゆこの作品

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