毒吐姫と星の石 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.12
  • (239)
  • (218)
  • (133)
  • (15)
  • (2)
本棚登録 : 1899
感想 : 194
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048700580

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まさかの

    ミミズクと夜の王の続編

    あわせて、鳥篭巫女と聖剣の騎士も読むといい感じ

    アン・デュークとかね

  • 『ミミズクと夜の王』の続編ということでわくわくして読みました。

    クローディアスの成長っぷりに惚れた///
    後半のエルザが可愛すぎて、ディアとエルザのやり取りにきゅんきゅんしっぱなしでした。

  •  我が師匠(勝手に判断)である紅玉いづきさんの新作です。
     「ミミズクの物語の新作だと!?」とミミズクの夜の王が好きな自分の期待にしっかり答え、「えっ、でもあの物語を残念な感じにさせないよね……?」という不安をぶち壊してくれました。
     少し説明不足な部分もあるので、ミミズクと夜の王を読んでから「後日談として読む」のが一番楽しめる読み方かと思います。あ、ちなみにミミズクと夜の王が苦手な方には正直オススメできないです。
     文章力は上がっていますけど、あの物語の雰囲気は滲んでいるので。

     オリエッタの圧倒的強さ、エルザの凄まじい毒吐き、イケメンになった(!?)クローディアスに惚れ惚れしました。この人、 こういうストーリーやこういう「人」も描けるんだなぁ、と。
     若干、アンディの影が薄かった気もしますが(汗

     オススメできる物語です。

  • ミミズクの続編で、ミミズクよりは、レッドアークのキャラたちが主要人物でした^^
    夜の王とミミズクのその後というよりは、クローディアスたちを中心に展開するストーリー。
    夜の王が好きなので、一度も登場しなかったのは残念・・・
    でも、これはこれで全然楽しめました♪
    相変わらず可愛いお話。
    エルザとディアのこれからが楽しみです^^
    また続編出ないかなぁ♪

  • 「ミミズクと夜の王」の続編ということなので順を追って。不遇から周囲の人々の温かさで心を開き、幸せをつかむ。
    前作より描写などがうまくなったと続けて読んだので感じた。
    小学生が読んでもいいかな。

  • 獣娘がガラスの靴を履いて一段一段、階段を上って、最上階の王子様のところへ行こうとするようなお話だった。
    でもディアには最上階で待っているような王子様じゃなくてエルザの隣で背中を支えて一緒に階段を上がるような王子様…王様になってほしいなぁ。
    というか、そんな感じの二人だなと思った。
    すごくメッセージ性の高い、絵本にしてほしいくらい、おとぎ話だった。
    与えられる物の価値、今持っている物の価値、生きている意味、生きていくこと、あとはちょっとした恋物語。優しいお話でした。
    ディアはもう少し女心が分かるよう成長するがいいよw

  •  「ミミズクと夜の王」の続編。
     星の占のために一度捨てられた毒吐姫・エルザが、隣国へ嫁がせるために呼び戻され、嫁ぎ先で生きる意味を見出していきます。
     前作に出てきたクローディアスやアン・デュークたちのその後を知ることができて、とても嬉しいです。

     相変わらず綺麗な話でした。設定の上でなら泥沼で救いようのない展開になりそうなものなのに、どうしてこうも温かく幸せな物語にできてしまうんだろう。
    (人によっては、綺麗事すぎて物足りない(むしろ虫唾が走る)かもしれません)

     現実を呪うだけでなく、自分の力で変えて行こうと変わって行くエルザの強さと美しさもさることながら、「愛している」とは言わず「国のため」を貫くクローディアスもストイックでいいなぁ、と思いました。
     「押す」タイプの姫と、「引く」タイプの王子なら、お似合いのコンビですね。
     いつかこの二人のおとぎ話を読めることを期待しています。


     前作を読んだときの衝撃がすごかったので、評価の上では前作より下にせざるを得なかったのですが、もしもこちらから読んでいたなら、もっと高い評価をしていたかもしれません。

  • ライトノベル。『ミミズクと夜の王』の続編。後日談と言った感じ。面白いと思う。
    前作が好きな方は楽しく読めると思います。前作を読んでいないと説明不足な点は多くなるかもしれません。

    前作好きな私はかなり楽しく読めました。
    個人的には色々と勉強なる点も多い本でした。

  • 結構ガッツリとした続編でした。
    世界観や時代が一緒、とかではなく。
    サイドストーリー的な…いや、やっぱり続編か。

    とりあえずミミズクが幸せそうで良かった……!

    帯には『いびつな恋』ってありましたが、真っ当な恋ものがたりでした。
    絶望から生まれた透明な祈り。

    ライトノベルはほぼ読まないなかでの、好きな作家さんの新刊でした。

  • 「ミミズクと夜の王」の続編。まさか続編が出るとは思ってもいなかったので嬉しい驚きです。今作の主人公は毒吐姫。私としてはツンデレ姫としか思えなくて、毒を吐いても可愛らしくしか見えませんでした。雪蟷螂のお姫様もそうでしたし、紅玉さんはこのような女性を描くのが得意ですね。

全194件中 121 - 130件を表示

著者プロフィール

1984年、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞・大賞を受賞し、デビュー。その後も、逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

「2022年 『雪蟷螂 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紅玉いづきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×