特異領域の特異点 真理へ迫る七秒間 (電撃文庫 は 10-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.38
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本棚登録 : 178
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048707428

作品紹介・あらすじ

特異領域理論が実用化され、グローバルスタンダードは変わった。政治経済の枠組は一変し、世界の中心には日本があった。世界最高峰の特異領域理論が学べる機関、世界国家第一大学。その学生であり、自称天才、無期停学中の賢悟はあるメッセージを受け取る。それは稀代の天才科学者天川からの救難信号だった!天川は特異領域理論を提唱した五人の天才科学者の一人であり、長らく消息を絶っていた人物。その裏を想像し、賢悟が飛びつかぬはずがない。それが世界を揺るがす事件の始まりで-。新感覚、空想科学冒険譚の登場。

感想・レビュー・書評

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  • 200Pあたりで挫折。久しぶりや。
    空想科学冒険譚という文句にだまされた。
    こんなん科学ちゃうわ。

  • 特異点やら特異領域など特殊な用語が多すぎて世界観に慣れるのに時間がかかった。
    ようやく慣れたと思ったら物語が終了していて唖然となった。
    主人公も癖の強いキャラクターで、なれるのに時間がかかった。
    総じて慣れるのに時間がかかる作品のように思えた。

  • 面白いんだけど、物語の根底にある科学技術(?)の理屈が少々わからなくてな……。
    AWやSAOのように中途挫折な感じです。面白くないという意味ではなく、私にとってわかりにくい設定であるというだけ。

  • 奇跡の科学! サクサク読めないのがすっげー楽しかった!

  • 予想の斜め上でしたww 設定は全部は理解できませんでしたが、現実の科学を覆す、特異点という新科学は厨二っぽい匂いがしていいですねww

  • ・あらすじ:大陸の形を変え、人口の半数を犠牲にした科学実験「特異領域の特異点」によってかつての常識が覆された世界の話。
    ・読み応えあり。個性的な登場人物と湧き出るアイディア(ネタ)がコレでもかと詰め込まれた作品。
    ・科学や物理の知識がなくとも論理的な説明で理解しやすいが、後半に進むほどアイディアの組み合わせに破綻が生じるのか理解に足る難易度が上昇する。要は頭をつかうってことだ。もちろん科学や物理の知識があればより楽しめるものとなっている。
    ・次から次へと披露されるネタが面白い。物事の面白い見方に気付かせてもらった。そんなにネタをぶっこんでいいのかと作者を心配してしまう。
    ・アイディアを連発して引き込み読ませる力を持った作者だが、次巻以降ネタ切れにならないか心配である。面白かった。

  • シュタインズゲートに似た雰囲気を感じる作品。

    50億人が死んだのに科学技術がどうとかであっさりとみなが馴染むのが納得できないけど、ほかは良かった。
    理論とかは読み飛ばす派なので詳細は・・・。魔法使える9Sな感じ?
    でも魔法つかうのには免許が必要で・・・脳改造するの?
    してもらわないとだめ?
    ちゃんと読めばよかったか!?

    人がいなくて日本も作り直して・・・でも魔法(なんちゃって科学?)でワープゾーン間は一瞬であちこち行けますよ~。
    ・・・
    で学校が日本各地に。
    ・・・
    何もないなら近くていいとおもうんだけど。
    学校間移動が20分以上かかるとかわかりませ~ん。

    と・・・本編に関係ないところで疑問が出てきてました。

    ともあれ、大まかな考え方には共感できる作品。
    2巻がでてるので読みます!

  • タイトルで久しぶりに電撃でガチSFかと期待したんだけど、物理法則完全に無視できる特異領域と、その制御は実質素手で行えるってことで科学通り越して完全に魔法の領域、いつもの電撃異能ものでした。
    しかもエネルギー保存も質量保存も等価交換もなしで、単純に制御能力に勝る人間の所業は問答無用で防御不可の凡人無理ゲーなものだから、一番効果的な対抗手段は言葉による説得しかないという。なんでもありにしちゃうとこうなるんですねぇ。
    終盤はカナがほとんど喋らず(話しかけることもなく)完全に空気で、え、いたの?と面食らうこと多数。
    あと『ノートパソコン』よりはこう、クリスタル状の見た目のものがPCとして普及してるとかそのほうが(ryこの辺どうも違和感。
    2巻が出たので積読消化しましたが、んー。

  • SFラノベ。
    特異点を利用することで旧科学(現実世界での科学)ではできないような様々なことができるようになった世界。大学で最先端の科学を学ぶ主人公が政府と科学者が織りなす陰謀に巻き込まれて行くお話。キャラクターは流石にラノベっぽいけど、話自体はずいぶんしっかり書いてあるし、設定も面白いし、SFとしても良い出来だと思います。分量があるわりに展開も早くて読み応えもあります。ラストがいまいちスッキリしないのは難点だけど。

    特異点って計算上無限大が出てくるから物理法則が成り立たないだけで、そこなら何でも成り立つってわけでは無いからハードSFとしてはアウトなんだろうだけど、Science Fantasyとしては面白いです。

    電撃文庫じゃなくてメディアワークス文庫か一般レーベルで出した方が良かったんじゃないかな?
    それぐらい良く書けてると思います。

  • 読んだよ.
    一応最後まで読んだけど
    漢字だらけの造語やら理論が難しかった.
    そしてオチが解り難かった.

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著者プロフィール

福井県出身。電撃小説大賞で見い出され、メディアワークス文庫にてデビュー。『マリシャスクレーム』『鴨川貴族邸宅の茶飯事』『舞妓さんと怪盗大旦那』など著作多数。小学校入学までを石川県金沢市で過ごす。東京に出て作家デビュー後、とある事情から京都に移り住む。現在は長野在住。

「2017年 『装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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