不夜城

著者 :
  • KADOKAWA
3.67
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本棚登録 : 610
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048729833

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ全てが好き。でもやっぱり一作目が一番好き。

  • 地元。

  • 面白かった

  • ランク5かランク1で迷った(笑)

    えっと、小説のエンターテイメントというカテゴリとしては間違いなく5点。
    ただ、ハッピーエンドじゃないので後味が悪い。だからランク1。

    基本的におれはハッピーエンドじゃない小説は大嫌い。
    簡単にストーリーを説明すると、主人公のダメ男が色んな悪いやつらにちょっかいかけまくって
    色んな人に迷惑をかけまくるって話し。
    主人公の健一はやたら生にしがみついて、生きる為なら命の恩人も平気で見捨てて、
    あげく「世の中には使う側と使われる側しかいないのさ」なんて自分を正当化っていうダメっぷりなんだけど、
    この小説を読んで思った。
    男は長く生きるのがいいって訳じゃない。
    死ぬ時に、例えば好きな女の身代わりになって死ぬとか、そうゆうことをして人生を終わらせる方が、
    それこそハッピーエンドなんじゃないかって。

  • 馳星周といったらまずはこれを読むべき。

  • すっごい久し振りに読んだ。7年ぶりくらい?
    あー、なんかスリルはあっていいね。
    激突!あなたの知らないアンダーグラウンド歌舞伎町って感じで。
    でもラストが余計なセンチメンタルというか何というか・・・。「今すぐにでもやれば」って思っちゃったよ。

    ちなみに私は夏美に対して魅力を全く感じませんでした。
    むしろ臆病で汚れてるからこそ、そうでない相手を求めそうなもんやけど。
    健一と夏美じゃ、同属嫌悪にならんかしら。

    ・・・って思ったのですが、命の危険に晒されたオスメスが一対いたら、恋が始まって当然か。
    サブタイトルは「歌舞伎町とつり橋効果」で決まりですね。

    09.05.27 再読

  • 歌舞伎町を舞台にアジア系マフィアの抗争を主軸にした裏社会シリーズ第一作
    登場人物にいわゆる善人は皆無、義理や信頼や肉親の情といった真っ当な価値観を全面否定するような内容ですが、読み手を曳きつけてやまない展開の面白さには脱帽するのみ

  • 09/03/04読了。
    昔読んだんだけどすっかり内容を忘れてた…orz
    この人、悪女書くの好きだなあ、という感想。悪女っていうのか?

  • ハードボイルド。登場人物がインパクトありすぎ。新宿のソッチ側の住人じゃなくて良かったと心底思った。

  • 23 
     ドアの前で中の様子をうかがった。鼻歌が聞こえる。中島みゆきの歌だ。

    38 
     おれの耳には王菲が歌う中島みゆきもどこか演歌くさく感じられたが黙っていた。

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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