前夜祭

  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048732307

感想・レビュー・書評

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  • (執筆者)芦辺拓・西澤保彦・伊井圭・柴田よしき・愛川晶・北森鴻

  • どうにも作家志望の人物が多い学校です。
    それもミステリー作家志望の様子。

    これは小説が禁止されてしまった反動なのでしょうか。


    堕天使殺人事件に続き、新世紀「謎」倶楽部によるリレー小説です。
    今回は、
    芦辺拓、西澤保彦、伊井圭、柴田よしき、愛川晶、北森鴻
    の6人の作家によるリレーです。

    身内ネタがところどころにあるようで、
    そのミステリー作家志望云々もその一つであるようですね。

  • 人気推理作家6人による、リレー小説。
    舞台は、文化祭前夜の慌ただしくも楽しい雰囲気に包まれた、とある私立高校。そこで嫌われ者の教師が、妙な場所で倒れているのが発見され……

    学園物のわさわさした感じが、とても楽しいです。
    各作家さんの特徴も良く出てるし、面白かったです。
    ある作家さんが、ほんの脇役のつもりで出したキャラが後の作家さんたちに妙に気に入られてしまい、結局最後まで活躍したりとか、リレー小説ならではの面白さ、ほのぼの感も味わえます。

    ただね、作家さんが、みなさんストーリーを進めるために、やたらキャラを増やすもんだから……憶えるの大変だったんですけど^^;

  • なかなかに豪華なメンバーのリレー小説。犯人探しというよりは死体探しの、スラップスティック的展開が見もの。たらい回しにされる死体が次はどこに現れるのか、とにかくそれが気になって仕方がない。
    そしてこれ、実は結末なかったんだね。もちろん解決はした形になってはいるんだけれど、まだ新解釈の余地あり。というわけで、原稿募集してたんだ……。もちろん、もう終わってるけど(苦笑)。

  • 080313貸出。080317読了。
    読んだことがないと思って借りたけども、ずっと昔に読んだ覚えが・・・。
    名前のインパクトがすごすぎる。
    犬はもっと上手く使って欲しかったな。

    リレー小説のため、人物がそれぞれちがう印象を受けた。まとまりがない感じ。

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著者プロフィール

一九五八年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。
一九八六年、「異類五種」が第2回幻想文学新人賞に佳作入選。
一九九〇年、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞受賞。
代表的探偵「森江春策」シリーズを中心に、その作風はSF、歴史、法廷もの、冒険、幻想、パスティーシュなど非常に多岐にわたる。主な作品に『十三番目の陪審員』、『グラン・ギニョール城』、『紅楼夢の殺人』、『綺想宮殺人事件』など多数。近著に『大鞠家殺人事件』(第75回日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門、ならびに第22回本格ミステリ大賞・小説部門受賞)。

「2022年 『森江春策の災難』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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