甘栗と金貨とエルム

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737166

感想・レビュー・書評

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  •  甘栗晃は探偵だった父親を突然亡くした高校生。金貨1枚で父親が依頼を受けていたという12歳のエルム(淑子)の母親探しの依頼を引き継ぐことに。手がかりは父の手帳の"美枝子は鍵の中に?"。エルムの母親はどのような理由でエルムの前からいなくなったのか、そして今どこにいるのか?<br>
     次の話がありそうなラストでした。今回は父親に関係のある人たちに話を聞けましたが、次からはそうもいかなそうだしどうするんだろうと思いました。個人的に主人公より柴田直哉の黒幕っぷりをもっと詳しく知りたいなぁと思いました。名古屋を強調気味なのにちょっとうんざりしました。

  • 図書館で借りてきて読んだのですが。面白かったデス。
    高校生が少女の依頼で探偵に!

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著者プロフィール

1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。81年「星新一ショート・ショートコンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。その後、会社勤めをしながら「ショートショートランド」「IN★POCKET」にショートショートを掲載。1990年、長編ミステリー『僕の殺人』を上梓してデビュー。2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』が徳間文庫大賞2022に選ばれる。

「2022年 『喪を明ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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