- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737166
感想・レビュー・書評
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2008.1.18読了
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読みたい。
太田忠司好き。 -
ミギーさんの絵に釣られて手を出し。
シリーズ化するんでしょうかね? -
太田忠司が送る、青春ミステリ!!17歳の高校生・甘栗晃は、探偵だった父親が急死したため、父親の案件を引き継ぐことに。「美枝子は鍵の中に」という謎めいた文章を頼りに依頼人の母親探しをする晃は、ついに母親を見つけるが…!? 高校生探偵、登場
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この題名とイラストから、絶対にファンタジーだと思って読み始めたところ、見事に現代モノ。
しかも青春、しかもミステリ。
微妙な肩透かしを喰らいながらも、物語は予想以上に良かったです。
硬質な文体と主人公の冷め具合がマッチしていて心地好い。
続き出るのかな。
うーんでも下手に引きずるよりはここで終わりにしたほうがいいと思うけど。 -
んー、そこそこ、かなぁ。推理小説というよりは、少年の成長物語といった感じでしたね…。主人公が高校生で素人探偵なのだから、これぐらいの謎が妥当なのかな?シリーズにする予定なのでしょうか…人間関係はわりと気になります。
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青春は、苦くてあまい太田忠司が送る、青春ミステリ!!
17歳の高校生・甘栗晃は、探偵だった父親が急死したため、父親の案件を引き継ぐことに。「美枝子は鍵の中に」という謎めいた文章を頼りに依頼人の母親探しをする晃は、ついに母親を見つけるが…!? 高校生探偵、登場
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「なんじゃこら?」なタイトルですが、甘栗は主人公の苗字、エルムは依頼人の女の子のニックネームです。
お父さんを突然の事故で亡くした高校生の晃くんに残されたのは、探偵事務所と12歳の生意気な依頼人と『美枝子は鍵の中に』という走り書きのメモ。
作中に別シリーズの主人公・藤森涼子が出てきて思わずにやりとしました。
装画 / ミギー
装丁 / カマベヨシヒコ(ZEN) -
ジャケットがあまりにもティーンズチックだったのでとても恥ずかしくて手に取る事が出来なかったのだけれど。とある事情により読んでみたらこれがイケてた。青春探偵小説 と言っておこう。探偵である父親の事故死によって天涯孤独になってしまった高校生。オトナとコドモの端境期のゆらゆらとした存在感が真ん中にすっきりと納まっている。子供には分からない大人の事情を「事件」の謎を解いていくうちに理解していく、自身も少しオトナになっていく、そんな感じ。珍しく名古屋が舞台として前面に押し出されていて非常に楽しかったぞ。「ころ」やら「イタリアンスパゲティ」やら「黒いおでん」やら 食べたくなったら名古屋へ来い!!
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唯一の肉親だった父親を突然の交通事故で亡くし、天涯孤独の身になった甘栗晃少年は金銭的な問題などから高校に退学届けを出し、趣味の絵もやめようと思っていた。
そんなある日、父が経営していた探偵事務所の整理をしていたら父の最後の依頼者だと言う少女が現れ、甘栗は成り行きでその依頼を引き継ぐことになり…
ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ。でもクールでリアリストな甘栗少年の視点で進むため、必要以上に甘ったるくなくて読みやすいです。
どことなくシリーズ化できそうなラストが気になるところ。続編では主人公の友人周辺のことをもうちょっと突っ込んで欲しい…
直哉くんが気になって気になってもう。
それと、ミギーさんのイラストがとってもかわいかったです。
今度は是非直哉くんを(しつこい)
読了日:11/13