- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048837101
感想・レビュー・書評
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Chapter 1 水のあるところ
Chapter 2 動物たち
Chapter 3 静もる森
Chapter 4 うつろい
森の中で静かに進んでいる木々の営み、そこに住む動物たちの命、人とのかかわり、人がいようといまいとたゆまなく進む木々のうつろいを美しい写真とともにつづった本.
心落ち着けたいときに開くとよいかもしれない.
アメリカで4700年以上も生きてきたという木は、何を見てきたのだろう.そんなに長い間生きていられるということは環境は変わっていないということか、それとも環境に適応して自らが変わったか.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく良かった!
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日常にストレスを感じたときに、私はよくこの本を開きます。文章はあえて読まず、写真を眺める。それだけで癒される本です。
木々が数えた年月の重厚さ、森の息吹、土の香り、動物のひそかな声、風に揺れる草花の音まで聞こえてきそうな写真集。
森の木、木の葉、花の名前も紹介してあります。 -
ネイチャープロさんの(以下略)。
森の木々と水と動物たちの四季を追う写真集です。
前回までのとは違って、名前に関してはそれほど満遍なく詳しくは書かれていません。
葉っぱの形と木の名前。
菫と鼠の方言が載ってるあたり、やっぱり名前にこだわりが残ってる感じが。
写真は癒されます(*´v`*) -
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください -
写真も美しいし、文はどこか詩を読んでいるようです。森のイメージは”生”の感じがしますが、本書はところどころ”死”についての記述があり、それが印象深かったです。雪の川辺で梟が”ねむっている”写真があります。「いったい何があったのか」。死は人間にとって異常事態ですが、森ではごく普通(文字通り自然)な出来事として理解できます。樹木にも死があり、倒木することによって空間ができ、光が射して新たな樹木の生長を促す。こちらは死とともに生の表現がなされています。森では樹木はほかの生物にとっても、生と死と両方を司る存在なんですね。
しかしなぜ、人は森を見ると癒されんだろう? -
森の美しい写真と共に、森で暮らす動植物の生態を解説してくれている。
写真が美しいのと、解説の言葉が、ストレート。
癒される。。。
Chapter1 水のあるところ
Chapter2 動物たち -
何度もため息がでます。息がらくになります。何度でも読みたくなり、ながめたくなる…宝物のような本です。
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美しい写真と解説文が詩的な紙面構成で彩られている。すごく内容が濃くて感心しながらしげしげと読んだ。水の循環の解説ひとつとっても、そういう巡りめくるものが世界を形づくっているんだな、すべてがつながっているんだな、と思わされる。ある作品で森羅万象を「ありとあらゆるもの」と読ませたものがあるが、改めてその言葉が胸に刻まれた。
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森は、生きている。
不動のようでいて、流動しながら。