ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)
- KADOKAWA (2012年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048862714
作品紹介・あらすじ
「ここは…どこだ…?」目を覚ますと、キリトは巨木が連なる森の中-ファンタジーの"仮想世界"に入り込んでいた。手がかりを求めて辺りを彷徨う彼は、一人の少年と出会う。「僕の名前はユージオ。よろしく、キリト君」この仮想世界の住人-つまり"NPC"である少年は、なんら人間と変わらない感情の豊かさを持ち合わせていた。ユージオと親交を深めていくキリトの脳裏に、とある過去の記憶がよみがえる。それは、子供時代のキリトがユージオと一緒に野山を駆け回っている記憶だった。そしてそこには、ユージオともう一人、金色の髪を持つ少女の姿があった。名前は、アリス。忘れてはいけないはずの、大切な名前だった。ウェブ上で最も支持を得た超人気エピソード登場。
感想・レビュー・書評
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アリシゼーション編はずっと読まずにおいていて、アニメ開始に合わせて読んでみた。アニメとの比較ができて良い。 SAO のアニメは割と説明不足の描写が多くて、原作読んでいろいろわかってないと理解できないことがある。今回も漏れなくそういうシーンの補完ができた。 STL の設定とかアニメよりも深く書かれていて、トンデモ科学なので眉唾ものではあるんだけれど夢が広がりまくっててワクワクがすごかった。 これからながーーく続くアリシゼーション編への期待の煽り方がとても上手でした。
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一気に話が変わったな。
まだまだ序の口なんだろうが、何故?がいっぱいだ。
続きが楽しみ。 -
アインクラッドとはまた違った世界でのキリトの活躍に期待です
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「RATH」(ラース)という企業が開発したあらたな装置をつかって仮想現実の世界に入り込んだキリトは、ルーリッドの村で木こりを「天職」とする少年ユージオと出会います。彼は、村のはずれにそびえる巨木「ギガスシダー」を切り倒すために、くり返し斧を振るいつづけるというしごとをこなしていました。しかしキリトと出会ったことで、彼のなかにすこしずつ変化が起こり、二人は強い友情で結ばれるようになっていきます。
一方、現実世界では、「死銃」事件の犯人のひとりであり、事件以降も警察の捜査から逃れつづけていた「ラフィン・コフィン」のメンバーだったジョニー・ブラックが、キリトを襲撃し、彼は意識をうしなってしまいます。
この巻より、長大なアリシゼーション編がスタートします。ファンタジー世界で一見したところ徒労にも思えるしごとに従事しつづける住人が登場する世界観などは、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を思わせる設定ですが、この世界の異分子であるキリトの登場がきっかけとなってはじまった冒険を通じて、仮想世界における人格とはなにかというテーマがあつかわれています。 -
アニメで観たはずなのだが、細部は忘れてますね。
まさにビギニング。ようやく物語が動き出す、そんなストーリーの世界観が一通り説明された、そんな感じ。
前半は説明が多くもどかしくもあったが、後半は一気に読めた。続きが楽しみ。 -
2022年の読了1作目。ライトノベルを侮るな。文章がどうこうというよりもストーリーや設定を創造した作者のイマジネーションをレスペクト。
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SAOの続編。こちらも既にアニメで鑑賞済みなのである程度はストーリーが頭に入っていますが文字で読むと遅々として進まない感が半端ない。面白いですが。まだまだ先は長いですね。