ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1956
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318915

感想・レビュー・書評

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  • 海外子女財団の選定本。大きな大きなクレヨン。ぞうがお絵かき。

  • 豪快〜!!大きな紙にお絵かきしたくなる絵本

  • 1歳1か月、2か月

    好きな本。何度も持ってくる。
    青色でかいた池にかえるがとびこむところが好きみたい。

  • ぞうのクレヨンは大きくて。。というお話。
    長さん特有のコミカルさが好き。
    ライオンに怒られちゃうとことか、それでも絵を描き続けるぞうくんのマイペースな感じとか、平和だ。


    3歳以上  10月 2分30秒

  • 3歳 結構シュールな長新太さんの絵本
    クレヨン好きなのでどうかな?と思ったらまあまあ読んでる
    火事の概念がわからないみたい

  • くれよんのくろくんにハマった娘がセレクト



    まだ長新太ワールドには入れなかった模様

    このユーモア世界はもうちょっとしてからどっっぷりつかってもらおう

  • 図書館。2歳1ヶ月。私が小学生の頃から使っていたクーピーを、娘が棚から見つけてきてからは、娘はクレヨンよりもクーピー派。書き書きもすし、クーピー自体をごっこ遊びに使ったりも。だからなのか、このクレヨンの絵本への反応はイマイチだった。また暫くして呼んだら反応も変わりそう。2017/6/28

    2019/12月 娘&息子チョイス。図書館。

  • 一歳8カ月の子どもがとても気に入ったようです。クレヨンが出てくることもあるし、ぞうの「にゅー」というセリフがおもしろいらしく、一緒に声を出して言ってくれます。

  • 図書館で読んでもらった大型絵本の1つ。ぞうさんの大きなくれよんのお話。

  • 再読。

    象が巨大なクレヨンを使って、青や赤や黄色の塊を、大きく大きく描く。周りの動物たちは、その描かれたものを、本物の池や、火事や、バナナだと勘違いして、驚いたり戸惑ったりする。振り回された動物たちの代表(と思われる)ライオンが象を怒るけれど、象は「まだ まだ かきたりない みたいで くれよんを もって かけだし」ていき、物語は終わる。

    改めて読み直してみると、象が色の塊を描くとき、何を描くとも、描いたとも明言されないのが面白い。それを池だとか火事だとか言うのは、あくまで周りの動物たちで、象は終始にこりともせず、ただ心にあるものを描いているように見える。表現したいという衝動だけが、象にはあるのかもしれない。
    そして絵本のタイトルが『ぞうのくれよん』ではなく『ぼくのくれよん』となっている点。象の衝動は、象だけのものではなく、読者である子どもたち(=「ぼく」)が共有する、表現への衝動であるのだろうと思える。
    集団を代表して象を怒るライオンは、落書きを叱る大人にも見え、秩序や良識の象徴とも感じられる。
    怒られた象は、しかしほとんど堪えず、秩序も良識も振り切って、衝動のままに駆け出していく。
    最後のページで鮮やかに描かれる色の足りない虹は、美しい。虹はページの手前から奥へ伸び、象が走る限り描かれていくようだ。虹はまだ描き終えられていない、そして、子どもたちがこの絵本を読むまさにその瞬間にも、描かれている虹であるのだろう。

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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