- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061485600
感想・レビュー・書評
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帯に書かれていた
「あなたのお幸せを祈っています」
この言葉を、誰が、どの状況で、誰に発したか。
心の汚れを流す涙があふれました。
この言葉を思い出すたび、本当に救われなければいけないのは誰なんだろう?と考えさせられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ユニセフ親善大使となったトットちゃん。私は窓際のトットちゃんを読んでから黒柳さんがすごく好きです。
そのお人柄で、アフリカの子どもたちの実情に素のままで向き合うトットちゃん。トットちゃんの生命力が、子どもたちのそれと調和して、みちあふれています。
豊かさというのは、豊かな中にいると気がつかない。豊かさってなんだろう。心の、豊かさって、こうして不公平な世の中というのは、不公平ではあるけれども、そうした大事なことを思い出させてくれる。 -
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「世界・社会」で紹介された本。
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世界で起こっている(起こっていた)信じられないこと。
平和で豊かな日本に住んでいる僕たちが、知らなければいけないことだと思う。
日本の学校教育で「道徳」が教科化されるが、その際にぜひこういった世界の事実を学ぶということにも力を入れてもらいたいと思っている。
子ども向けに書かれているが、現実に取材しただけに、非常にハードな内容を含んでいる。しかし、中学生ぐらいからは、ぜひ本書や類書を読んで、自分たちの周りだけでなく、広く世界に目を向けてもらいたいと思う。
僕はこれを読んで、「これは本当だろうか。今はどうなっているのだろうか」と、調べずにおれなくなった。また、自分でも何かしなければならない、という思いに強くかられた。ユニセフには久しぶりに募金をした。案内があってもここ数年は放っていたのだが。募金はネットからしたが、その際に『トットちゃんとトットちゃんたち』がきっかけであることを記入した。
他の方にも、ぜひ読んでもらいたいと思う。
冒頭と最後は、詩のように短く改行されており、特に読みやすいメッセージとなっている。その部分だけでも、読んでほしい。