- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061491502
感想・レビュー・書評
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2013.03.19 欲望の無限ループからの解放の時期がきているのか?その辺を少し考えたい。
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1993年に書かれている、ということにビックリしました。20年たっても色あせていない(内容としては、色褪せる内容ではなく、もっと長い期間の話しです)。
欲望についての考察(=「距離」)や、バブルについて(=そもそも適正価格などなく、常に「需給」)という点、今まで余り考えたことのないことに対する考察からして、気付きがありました。
また、経済が発展する過程における資本主義と、資本主義が成功するが故に衰退すること、また現代が正に金融資本主義に入っている経済史的な考察、非常に勉強になりました。だから現在の状況があるのだ、ということが理解できます。
また、「希少性」から「過剰性」の経済への移行と、そこでは「消費者」という存在が出てきたこと、このあたりも今まで意識をあまりしませんでしたが、キャスティングボードを握っているのは誰なのか、と言った力関係の変遷、等に対する考察も面白いものでした。
もう少し自らもこの中の文献に出てきた人々の考え方含め、勉強したいです。 -
事前知識の少ない分野の本は難しい。
感想を書いてみるテスト。 -
ヨーロッパの資本主義からアメリカの資本主義への変遷が、外向きの欲望から、マーケティング、広告により内向きにあおられる欲望により形成されたという節。
生産力などには一切触れず、欲望が生産を生み出していくかのように描かれている、ある意味珍説として受け止めた。 -
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消費者の欲望が資本主義を発展させたと考察。経済学の素養がないとやや難しい。 -
資本主義の精神の根源をたどる。
資本主義と欲望の関係を考察。
それらを歴史を絡めて描いていたので読みやすかったが、最後の方が少しずれてる気がしたのは僕だけ??? -
欲望と資本主義の関連性を見事に。。