「欲望」と資本主義-終りなき拡張の論理 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061491502

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  • 資本主義とは何だろうか?ここでは、もう一度資本主義を定義し直す。資本主義とは、人々の欲望を拡張し、それに対して物的な形を絶えず与えてゆく運動である、と。フロンティアの拡張運動としての欲望の分析。非常に面白く、マクロな視点が養われる。

  • 資本主義は「欲望」によって成り立っている。人間の欲望はとどまるところを知らず、資本主義は欲望のフロンティアを拡張し続けていくというのが本書の内容。非常におもしろい。買ってよかったと思える一冊。

  • 研究中。

  • とても面白かった。出版されてからもう10近くになりますが、今までの経済の歴史を振り返って、今はどんな状況なのか、筆者の意見が出ています。本当は経済に分類したいのですが、内容的には思想だと思ったので思想に分類しました。
    「外に向かう資本主義」「内に向かう資本主義」「ナルシズムの資本主義」の展開はかなり興奮です。

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著者プロフィール

経済学者、京都大学大学院教授

「2011年 『大澤真幸THINKING「O」第9号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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