- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061828117
感想・レビュー・書評
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すきなシリーズというか作家さんだったので
心待ちにしていました。(創竜伝も待ってます。)
やりたい放題のお涼がとても素敵です。
途中に出てくる文学ネタも、わかるものがあったりして
楽しかったです。
そして、相変わらずのお涼とお由紀。泉田さんとお涼。
それぞれの会話が進歩がないのかあるのか。
一歩進んで二歩下がる的な感じでいいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定価買い。
電車の中でパラ見程度だけど、今回はラブ度低め?
やっぱり前回の暗闇チュー以上はなかなか難しいのかな。
泉田クンは、もうそろそろお涼サマのアプローチに気付いても良いと思う。
そろそろ進展してほしいぃ。 -
回送先:目黒区立守屋図書館(TY04)
あらすじ等はご丁寧にもブクログ側がして下さったので、割愛する。
結論から言えば、『創竜伝』の13巻『噴火列島』が現実化した昨今(とはいえ、また富士山は噴火していないけれども)、田中にとって言語の限界がありえなくは無いという一面的な評価をもたれるのは致し方のないことなのかもしれない。しかし、私たちは何かを置き忘れてはいないだろうか。
田中が本シリーズで定義付けている『怪奇事件』というのは、なにもUMAだけではない。猜疑心、という感情に巣くう「怪奇」もまた本シリーズにおいては重要なファクターになっていることを、多くの読み手は失念してしまったのかもしれない。少なくともアニメから参入した新規読者や、コミックから原作に手をとった読者にそうしたファクターの存在を知らない読者が少なからず存在すると評者は見ている。つまり、読み手側のこの失念が、田中の語り口、あるいはお涼様の「説教」を、「老害」だの「ワンパターン」だのと断罪することと表裏一体の関係になっていることに留意する必要がある、ということに他ならないのだ。
評者は一読後、「ああ、これは『東京ナイトメア』に出てきたH警視そのものだ」という思いを新たにする。確かに彼は三田の分庁舎で末路を迎えた。しかし彼の感情に巣くう「怪奇」は、彼特有のものではない。嫉妬や被害妄想といったような感情とUMAと結びついて発生する事件についての事件簿が本シリーズの基本的なセオリーだったはずだ。
それがいつの間にやらUMAと戦う女性警視(とそのオトモを強制させられているしがない警部補)のドンパチ物として見なされ、ブラックユーモアとしての社会風刺を額縁どおりに受容する読者が現れたことに評者は少なからずゾッとする。
SFやサスペンスは何を語れて何を語れないのか。このもっとも基礎的な問いを置き去りにしがちな読み手の行いそのものが本書を実力以上に低評価へと誘っているような気がするのは(四半世紀も生きていない)評者の要らぬ老婆心、なのだろうか。 -
久し振りに新刊が出たから買ってみたけど、何だろうこの微妙感……。
とりあえず★2つで(´・ω・)っ -
作者が老けると作品も老けるという代表作の様な作品。一種の老害に近いものがあるが、登場人物側の老害を批判しておきながら、自身の老害に気が付いていないのか、敢えて意図的なのか分からないが、余りに説教じみたセリフが、本来の登場人物の造形上、ありえないほど鼻につくので、非常に違和感が残る。また話そのものも、惰性感が出ており、このまま続けないでいただきたい。次回作のフリとしてメイドの過去に言及しだしたのも商売っ気が鼻につく。本作で登場した悪役は、最近の作品にしてはキャラがたっていたので、これを活かすことができたのであろうが、人間ポンプで終わってしまったのは実に残念。吸血鬼か何かを期待したが、これは使い古したネタかと思いなおした感がぷんぷんしている。サーベルタイガーも全く必然性がない。それにしてもネットで話題の狙撃者を引き合いに出したり、どうしてしまったのかと心配になるのは自分ひとりだろうか。
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神話や伝説の魔物と戦ってきた涼子も、ネタ切れでキャラ頼りのワンパターンに陥ってるなぁ~、次は二人のメイドの過去を絡ませてごまかしそう。いっその事、居直って泉田との仲を進展させればと思う(笑)
シリーズ初期作品と比較し、内容的にじり貧状態。シベリア舞台は面白いけど、悪役がワンパターンでサーベルタイガーも生かされていない。ここまでくると、スマートなシリーズ完結を期待かな? -
特に感想なし