ダンス・ダンス・ダンス 下 (講談社文庫 む 6-12)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061850064

感想・レビュー・書評

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  • ★2.5かな。
    どうやら『ノルウェイ』の次の作品みたいだけど、こりゃアンチは飛びつく内容かと。現時点の作家の到達点からの振り返りもあるが、悪とか嫉妬とか人間のダークサイドが全く表現されていない気がする。ただただ内向的な男の煮え切らないお噺。「踊り続けるんだ」というキャッチーな言葉だけが宙を漂っている感じで、『ノルウェイ』の次、あるいは羊シリーズという観点からも後退感を受ける。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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