万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1754
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061960145

感想・レビュー・書評

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  • 凄まじい小説だったの一言

  • 読み終わるのに時間がかかりました
    しらふで読んだんですけど、うまく分かりません

  • 大江健三郎は難解と言われております。
    読破を断念した数冊のうちの一冊。

  • ジャンル:NTR・近親相姦

    村の一員として贖罪羊になることを望んだ兄と、残された兄妹たちの歴史
    「人は一人では生きられない」という当たり前の言葉の裏にあるグロテスクさ

    地理に関する描写が読む手を止める

  • ▼半分まで。かなりMPを吸われる。自分には頭にこぶのある赤ん坊がいる気がしてならないってくらい、切羽詰まる。文章の情景が詳しいけど、ぜんぶ重たい。
    ▼読了。二回目だけどやっぱり全部はわからない。前回はぜんぜんわからなかったので進歩か。それなりに年をとった気でいたけど、それでも全然駄目だ。まだこれを読解するには、私は若くて経験が浅い。でも……何と言っていいかわからないけど、弟の姿を伴って現れた、自分の影を克服する話、だと思った。影の本体がどこにあるかわからないので問題点が掴めず最初は懊悩し、その問題点が、先祖に絡まった弟のとある性質にあることを発見するけど、それは実は自分の心の脆くずるく弱いところの、そのままの反射だった。それを乗り越える為に妻がいて、両者の架け橋として強く存在している、って感じだろうか。もっといろんなことがあったのだけど、適当にかいつまめばそんな話。
    ▼もうちょっと……私が影に出会うまで待って。て感じ。(10/2/27 読了)

  • 傑作だった。読んでよかったです。

  • とにかく濃い。
    苦悩がすごいエネルギーになって
    何か揺さぶられたような気がしました。
    そしてラスト。こんな風なラストが僕は大好きです。

  • 濃い話だった。読むのは難しい・・・。
    しかしこれこそ本気の青春の終わり、青春というか時代も同時に終わったみたいな感じがしました。よかったねっていう感じと、あ、終わっちゃったという悲しさ。

  • 2009/
    2009/

  • 予想通り全く理解できなかった。
    名作とはやはり読者を試す作品なのだろうか。

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著者プロフィール

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

「2019年 『大江健三郎全小説 第13巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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