ちひろの世界 (講談社カルチャーブックス)

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061980051

感想・レビュー・書評

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  • 淡い。

    美しく淡い


    画家いわさきちひろの本。絵がいっぱいで嬉しい。近所にいわさきちひろ美術館があるのに知らなかった。今度行こう。

    子供達の目に光がないのに、決して死んだような表情になっていないのが素晴らしい。
    むしろ、何にも染められていない、澄んだ目とはこういうことかと思わされる。
    『戦火のなかの子どもたち』の、焔の中の母と子、この絵が衝撃的でした。

  •  私のような絵の素人でも、一目見ただけでそれと分かってしまうちひろさんの作品。本当に、素晴らしい作品ばかりで、私は大好きです。

     この本は、いわさきちひろの作品と人生が紹介されています。しかも、書いているのはちひろさんの息子夫婦というだけあって、内容がしっかりしていることは言うまでもありません。

     最初に一目で分かると書いてしまいましたが、よく見ると、年代ごとに作品の特徴が違っているんですね。そんなことも、この本を読めばよく分かります。

     一枚の絵として見た方がいい作品と、一冊の絵本として、トータルで見た方がいい作品とがあるんでしょうね。私の実家にも古い本が眠っているので、改めて読み直してみたいです。

  • 11.1.16~11.2.1  レポート用

  • どんなときにみても、とっても優しい気持ちになれます。

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著者プロフィール

美術・絵本評論家、作家、横浜美術大学客員教授、ちひろ美術(東京・安曇野)館常任顧問、著書多数。

「2022年 『ちひろ美術館の窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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