- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061982369
作品紹介・あらすじ
1860年南ロシアに生れたチェーホフは短篇小説作家として頂点を極め、晩年には「桜の園」「かもめ」など劇作に力を注いで演劇の新時代を画した。本書には、功成り名とげた老教授の寒々とした日常を綴った名作「たいくつな話」、夫がありながら奔放な恋にふける人妻を描いた「浮気な女」の他、「アリアドナ」「殻にはいった男」「たわむれ」「コーラス・ガール」を収録。
感想・レビュー・書評
-
「たいくつな話」を読んだのに、タイトルが思い出せず「つまらない話」と検索をかけてしまった。たいくつな話とつまらない話はどう違うのか、この機会に考えてみよう。と思わなくもない・・・
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宙に浮いてる話
毎週パーティをひらいたり、絵や音楽に楽しんでて
夫と趣味が合わないのだけが悩みなんて
スイーツの駆けだしのようだ。 -
男がいて、女がいて事件が起きる、そのとき初めて大切なことに気づくというような話が多いです。じっくりと小説を読みたいときにおすすめの本です。
詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120617/1339925769 -
短編集。表題作は「たいくつな話」だが、内容はそうだが、文章がうまいのか読んでる分にはたいくつしない。面白かった。
一番印象に残ったのは「たわむれ」
5ページくらいしかなかったのに。
なんか、すごく萌えた。相当昔に書かれてるのに、びっくりした。 -
なんだかボルシチのこってり感。しっかりおもしろかった。