- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062083850
作品紹介・あらすじ
スーパーの万引捕捉に賭ける女性保安士が巻き込まれた殺人事件!不倫相手の妻が殺され、容疑者リストに「私」の名が…。右腕の傷にかけられた疑惑は、みずからの手で払いのけなければならない。第42回江戸川乱歩賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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古かった。
懐かしいような気持ちで読めた。
しかしびっくりするほど木島が魅力なく、
主人公の男見る目なさすぎじゃ…
主人公がハードボイルドと見せかけてかなり
情緒不安定だし。
コンビニの女店主、汚いし。
主人公仕事しないの、甘く見過ぎだし。
コンビニ黎明期のバタバタは面白いが
ドイツの洗剤すごすぎだし。つか魚死ぬでしょ…
付添婦って、すごい職業だな…
警察無能すぎない。
コンプラもSNSもない時代、
みんな協力的でのどか…
なぜ、三木は三木の格好で夜中主人公の家に
行ったのかな⁇
殺すなら別の変装のが良いのじゃ⁇
そこで殺してたら、吾妻に罪なすりつけれなくない⁇このエピ、意味不明 -
まれに女性作家さんにありがちな 実況中継レポのような、
いちいち入る状況の比喩表現がどうも生理的にダメだ・・・
読者に説明文で念を推す あの感じ。
内容が良かっただけに残念でした。
金髪デビットの作っていた『ジャガイモを敷き詰めたハンバーグ』その日の夕飯にやってみた。すごく美味だった。
これは感謝したい。 -
ダメだ!ついていけなかった。
2015.7.22 -
図書館で借りた。かつて証券会社で勤務してた時に上司と不倫をし上司の嫁にバレ、退職と嫁に慰謝料を払い2人の関係も終わった主人公の八木。時は経ち、今は万引き犯を補導する仕事をし、ベテランの域に入った八木だがかつての上司の嫁が殺される事件が起き警察から尋問を受ける事になり…久々に秀逸なミステリーを読んで満足できた。犯人分らなかったわ。
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第42回江戸川乱歩賞受賞作。
スルガ警備保障所属、現在コトブキ屋自由が丘に勤める八木薔子は主に万引き犯を捕まえる保安士である。そんな彼女の元に、刑事が2人やってきた。彼らは、別れて以来会っていないかつての不倫相手である木島浩平の妻・祐美子が殺害された事件を調べているのだという。疑われていると知った薔子はいてもたってもいられず、自ら事件を追うことを決める。
かなりの時を経て続編が出たとのことで、再読。前に読んだのは5年以上前なので、全く覚えていなかった。刑事2人が現れて軽く事情をきいていった程度で、どうして自ら事件に関わろうとするのかはやっぱり少し無理があると思うし、最後の○○=○○というのは、そこまで顔を出して会話して気づかないのはあり得ないと思う(保安士という職につくような観察眼のある人ならなおさら)。いろいろ突っ込みどころはあるけれど、不倫から始まったとはいえ今は障害がなくなった薔子と木島の関係も気になるし、次作は評価が良さそうなので楽しみ。しかし、テレカやポケベルが出てくるのは時代だなぁ・・・。