- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062121187
感想・レビュー・書評
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そんなに勝ちたいなら負けってことでいいですってばー、て本
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辛辣な切り口が斬新だった!!
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30代だけど結婚していないんだぜ!とか子供いないです!と、開き直っている感じがして、面白おかしくエッセー書いているところはすごいと思う。
個人的は1回読んで、何年後たって、もう一回読んでみたくなる本。 -
面白かった
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読まなきゃよかった!
というのが正直な感想かも。
自分に負け犬の素質がありそうなことに気づいてしまった(><;
くだらないけど、就活するのに惑わされる。
「商社とマスコミでマスコミを選ぶ人は負け犬になる確率が高い」
商社も受けようかな…。
(2006.02) -
酒井順子さん、大好き!!
これを読み終わったあとの、「わかるわかるその感じ!」感は衝撃的で忘れられません。
とか言って、いまやすっかり、酒井さん言うところの「勝ち犬」な私ですけど・・・、苦笑。
おもしろいことにつきすすんじゃうところ、まーいっか的なところ、するどい観察眼、そして毒舌。
女の人ならみんな、共感できるベースがあるんじゃないかなあ。 -
冷静に30代後半、独身女性の自分を省みた本です。孤独を楽しむ方法から老後の準備まで語りつくされております。めっさ痛快です。 わしがこの本を読んで思うに、人間には二種類いて、惚れやすい人間と惚れにくい人間がいると思います。惚れやすい人間は、ぜんぜん知らない人から告白されても、告白されたことで相手を好きになってしまったりする単純なところがある。だから相手に入る隙を与えやすく恋愛に陥りやすい。でも惚れにくい人間は、知らない人は告白されてもあくまでも他人に代わりないので、何も変わらない。よって恋愛が始まらない、というパターン。わしはきっと後者だ・・・。(-L-;)
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うっはっはっは!遅まきながら、読みましたよ~。「17歳のための・・・」を薦めてくれた友人が面白いっていうから!(ちなみにその友人は勝ち犬さま。(^v^;))
そういえば刊行当時、「またなんつー露骨なタイトル!ヒッジョーに読みたいけど手に取るのが恐ろしいではないかっ!?」と、横目で気につつも、目に入らないフリをしていた本であったことを思い出しましたよ。ヾ(^◇^;)
いや、しかしねぇ~、面白かったねぇ。何か新しい感覚を説明するとき、何がしかの名前をつけることが必要で、そのおかげでその話題がドっと広がり深まったりする。まさにそういう1冊。
流行語大賞や講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞などを取っただけあって、実にナイスな切り口だったのだな~と感心します。
「負け」という言葉から連想されるマイナス感覚のせいで、そう名づけられることを拒否し認めたくないと感じる人も多いと思うが、オススメします。
だって、面白すぎるんだもん。
口内炎、舌で触らなければ早く治るのを、ついつい「痛ぁ~~~!」と言いながらいぢくりデカくするように? かさぶた、ポロリと勝手に取れるの待てばあとが残らないのに、ちまちまキワからめくっていくのを我慢できないように? 怖いものみたさの好奇心を抑えられない(←負け犬重大要素)あなたに「も」、ぜひお勧めしますわ。ヾ( ̄ー ̄)
あとね~、関西の負け犬は、また違った要素があるのではないか?と思われるところが、結構ありましたが、でもまァ、総じて「女性のあるひとつの生態」を見事に標本化されてます。
このあとに出ている?「その人、独身?」という本も、かなり面白かったです。
吹き出す、吹き出す。 -
だいぶ前に図書館で借りて読みました。
この本を読んだあとに、『金曜日のパリ』を読んだので、それと比べるとずいぶん後ろ向きだなあという印象。
「イヤ汁」とかいう表現の仕方も、好きじゃないなあ。
基本的には、人に対しても自分に対しても、口出しなんて無用だと思ってる。
その人の生きたいように生きるのを、他人が批評する筋合いじゃない。
個々の生き方への批評じゃなく、社会のあり方に要因があるのだとするなら、そこのところをもっと深く分析してほしかったな。
そもそも既婚者と未婚者を勝ち負けで分類すること自体、世間的な価値観に乗っかってるだけの気もします。
まあ、こういう本が気になる自分も、世間様の価値観を気にして生きてるんでしょうが。。