- Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062156325
感想・レビュー・書評
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本当はもっとゆっくりと読もうと思ってたけど、結局どんどん読んじゃいます
どどん波!(鳥山明!)
まぁ、どどん波が出た時点でその面白さはだいたい伝わったと思いますが、一応レビューも書いておきます
物語は人の持つ悲しい性と、強い想いを持って対峙するひとをずんずんと描いていきます
ずずん波!(そんな技なかった)
人の持つ性とは?幸せになろうとすることです
自分自身、自分が大切に思う家族や近しい人やその集団を幸せにしたいと思う心です
幸せになりたい、幸せにしたいと思う心は決してわるいものではないはずです
しかしあまりに強い想いは時に他者をさしおいて、あるいは他者を犠牲にしてでも、自然の理を曲げてあるべき姿を変えてでも成し遂げようとし、大きな災厄をもたらすことに繋がりかねません
全てを知ることで、エリンとエリンの愛する人々は災厄を止めることごできるのか?全ては最終巻で明らかに! -
(2015年4月18日 再読)
あーもうめっちゃ泣ける。
「刹那」の余韻がありありと残ってるせいか、エリンたちの抗えない運命に飲み込まれていく様に心が締め付けられ、儚い幸せを懸命に守ろうとする姿に心を打たれます。
「生まれて、死ぬまでのあいだに」
「この十年があってよかった」
このイアルの言葉が、本当に哀しい。 -
どんどん過酷になっていく。ささやかな幸せの価値がわかる人ほどそこから遠ざかるのってなんで?(;_;)人の業ってどれだけ深いんだろう(/ _ ; )
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読んでいて、かなり不安になる。
でも読むのをやめられない。 -
もうなんなんでしょう!この半端ない奥深いおもしろさ!
1・2であんなに完璧に終わってたのに、続編かいてみたらはじめからこの話も想定されてたような素晴らしい物語になってるじゃないですか!?
もう、誰も彼も読んで!うまく説明できないから読んで!とあちこち言いふらして歩きたいくらい。もうめちゃくちゃ大好きです!文庫化したら絶対手元においてもう一回じっくり読みます。 -
4部作の3作目。
前2作からは11年がたち、エリンはイアルと結婚して、息子のジェシを育てている。
イアルは真王の護衛士である「堅き楯(セ・ザン)」をやめて、指物師に。
エリンは王獣を増やし、いずれは戦闘にも使えるようになるようにとの可能性も意識しつつ、訓練を続けている。
王獣をそこまで操れるのはエリンだけ。
古い禁忌に触れることなのだが、大災厄が起きたのが事実なのかどうか、その理由や詳細が明らかでないのだ。
真王(マジェ)のセィミヤは、王獣をみだりに戦闘に使わないと約束していたが、他国が攻めてきた場合のことを考えて、やむなく訓練をしているエリンには、ある覚悟があった‥
闘蛇村で<牙>の大量死が起こり、エリンが調査に派遣される。
時々あちこちで起きていることを知って、条件を探っていくエリン。
かってエリンの母は<牙>の死の責任を取らされて処刑されたが、それは慣例に添うものではない不当な刑罰だったことも知る。
もっとも古い闘蛇村へ赴き、そこに隠された事情を知ることに。
探索の護衛に付いていたヨハルは大公シュナンの側近で、大公の血縁に当たる血筋の武人。それだけでなく、最古の闘蛇村のあるアマスル領の領主でもあった。
そこでは大量死は出ていない。
その村では、緑の目をしている子供が生まれることがあったのだ‥
エリンも平和な家庭を持った時期があったのは、ちょっとほっとしますけどね。
開巻するともうすぐに危機が始まる‥
ぐいぐい引きこまれる展開。
格調があり、読み応えたっぷりです。 -
二巻を読み終わったあと少し時間が空いてしまった。その間にTVで偶然にもちらりと観てしまった。もうこれでTVのイメージ以外のエリンやリランは思い浮かばなくなってしまった。まああまり想像と違ってはいなかったので良かったけどね。と思ったのもつかの間。なんだなんだ急に10年くらいの時が経っていて、エリンには息子がいたりする。(最初なぜか 娘 だとわたしは思っていて、ちょっと 恥じぃ でもあったのだけれど)ふむ、やはりそうきたか、そんでこうなるのかなぁ、などと思っているうちに3巻終了。そそくさと4巻に取り掛かるのだけれど。もともとこの本を読み始めた時には、そうかまづ闘蛇かぁ。そして王獣かぁ。いったい何種類の獣が登場するのかなぁ。とわくわくしていたが、どうやらそのふたつでおしまいのようだ。こういう感想を持つ人もめづらしかな、と思っている。もっと沢山の種類の獣が登場して複雑怪奇なたたかいをくりひろげるのかなぁと思っていた。すまぬ。
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主人公たちが覚悟を決めて生きようとすることに胸を打たれる。物語がどういった結末になるのか次巻が楽しみ。
そして、土瓶師匠とフュージョンw
そして、土瓶師匠とフュージョンw