僕は君たちに武器を配りたい

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170666

感想・レビュー・書評

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  • 前にもう一冊を読んでたけど、今でもたくさん示唆のある本

  • 書評ブログでのオススメにつられて、衝動買い。半日で読める、内容の薄い一冊。
    述べられている内容は確かにその通りだけど、今さらながら述べることか?しかも、こういった内容を、K大講義で行われているのかと思うと、ちょっと…
    無駄に煽っているだけで、これといって示唆を受けることが少ない。


    とはいえ、あらゆる場面でコモディティ化が進んでいるのは確か(自分自身も、我が業界も)。だからさ、みんなやりがいとか、やる気とか見出しにくいのかな。

  • モチベの高い人向けの本。この人の金儲け方が知れ、大きく参考になる本。

  • 色々な人が読んでいたので買ってみた。
    内田樹先生が、日本人を信じる派なら、瀧本さんは日本人をバカにしている派。
    内田先生は、全ての人が消費者的に振る舞うというわけではないという前提に立っているけど、瀧本さんは全ての人は消費者的に振る舞うということを前提として思考を進めている。

    つまり、瀧本さんがバカだと思っている日本人に対して、教えてやろうというスタンスが感じられる本。

    起業しようとしている人は読んだ方がいいかもしれないけど、起業することだけが人生の勝ち組になるための方法じゃないよね。日本人が勝ち組になるためには、日本人みんなが起業して、従業員は全員外国人になればいいの?

    なんとなく、バカにされているような感じを受けたので、もう二度と読まないと思う。売っちゃう。

  • 時間があれば

  • 【一言】
    タイトル負けの感が否めない。

    【詳細】
    コモディティ化せず、スペシャリティをめざす
    分けられる6つのタイプ。
    トレーダー、エキスパート=コモディティ化
    マーケター、イノベーター、リーダー、インベスター
    =こちらをめざせということらしい

    武器というからには具体的な手法や行動が書かれてるのか
    と思いきや、そうでもない。

    「ここまでで手に入れた武器」とカテゴライズされているのも、
    武器といえるほどでないものが多く、
    それってただの著者の考えとか実感では?
    と疑問に感じてしまった。

    4つのタイプをめざせというのはわかるけど、
    それがそうやすやすとできたらみんな苦労しないのでは?
    どうにもこの人の意見の押しつけに感じてしまい、
    あまり、心に響かなかった。

    たしかに著者はすごいだろう、
    しかし一般大衆に向けて本を書いていくにあたり
    論理があまりにも乱暴なように感じた。

    資本主義社会に生きる我々は本当に競争に勝っていかなければ
    ならないのだろうか?
    英語ができないと、スペシャリティをめざさないと
    幸せにはなれないのだろうか?

  • だから何?と言いたくなるような駄本。

  • 著者はマッキンゼーを経て、現在は京大客員教授を務める、瀧本哲文氏。

    著者は、全ての産業で人材がコモディティ化する中で、生き残るためにはスペシャリティな人材になるしかない。しかし、スペシャリティな人材になるためにはこれまでの枠組みの中で努力するのではなく、まず資本主義の仕組みをよく理解して、どんな要素がコモディティとスペシャリティを分けるのか、熟知することが重要である、と主張する。

    というわけで、本書は、前半は現代資本主義について分かりやすく解説しており、後半はこれから生き残っていく人材をマーケター、イノベーター、リーダー、インベスターの四つにカテゴリ分けし、一つ一つを具体例を挙げながら説明していっています。

    著者の理想は、以上の四つのカテゴリのどれか一つのタイプを目指すのではなく、状況によって上記の四つの顔を使い分けることができる人材になることだという。そんなスーパーマンみたいな人材なら確かに引く手あまただろうとは思います。
    内容自体は読んでいて面白いですが、現実的に参考にするにはハードルが高いなと感じました。

著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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