奪取(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3118
感想 : 249
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645669

感想・レビュー・書評

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  • <きかっけ>昔、本嫌いで全く読書する習慣がなかったのですが、ある人に奪取はやみやすく、かつすごい面白のでぜひとも読んでみるといいよと言われ買った本です。
    <コメント>当時本嫌いだった為、全く活字を読むことがなかったにもかかわらず上下巻で900ページもある奪取をあっという間に読んでしまいました。
    それだけ、読みやすく面白かったです。
    真保裕一の作品で一番好きです!

    ちなみに、山本周五郎賞と推理作家協会賞のW受賞してます。

  • 偽札のお話です。

  • 上下一気に読んだ。偽札造りのリアルさは圧巻。

  • 最近はハードな作品が多いようですが、やっぱり笑いあり涙ありで、読み応えたっぷりといったら、これでしょう。

  • 真保作品で1つと言われたらこれ!「ホワイトアウト」ももちろんその他の作品も読ませる!けどこれは本当にページをめくることももどかしいくらいだった。上下一気読みした時、本当に気持ちよかった。

  • mixi経由で知り、さらにマイミクさんからも紹介されてその日のうちに購入した作品。それ以前から真保さんの作品は読んでましたがこいつはたまりませんぜ、旦那(笑)

  • どんどん物語りに引き込まれていく。長い本だがすらっと読めて、読み終わった後にすっとする気持ちがいい一冊。

  • あの映画にもなった「ホワイトアウト」を書いた方の小説。

    犯罪モノって結構主人公が人間から規格外だったりするけど、コレは普通の人なので安心。(犯罪知識があるだけで規格外か?)

    友人がヤクザに莫大な借金を作ってしまい、「もうこれは偽札を作るしかない!!」と偽札を作る話。

    この本、偽札作りの描写や説明があまりにリアルすぎて「俺も作れるんじゃねぇ?」と錯覚させてしまうぐらい詳しく書いてあります。
    説明が詳しいものって結構ダレるんですが、コレはお札の照合システムのことなどわかり、説明も結構面白いので俺は苦なく楽しんで読めました。

    展開も偽札作成以外の計画を立てている段階やその他の話も退屈しないように書かれているんではないかと思う。

    また、最初は「見た目はあきらかに偽札だが、機会は本物と判断する偽札」を作るという展開が面白かった。

    ただ、やっぱり長い説明と上下巻というボリュームには敬遠する人はいるだろうなぁ。

    上巻は偽札作りがメイン。でもしっかりいいところで終わってるので下巻まで読まざるを得ないでしょう。

  • 長い本ながらよく練られていて感動した。偽札つくりについてもよく調べてある。

  • 最近、出店で使われて話題の偽札作りを先取りするような感じで扱った作品。
    軽妙なテンポとやり取りで進んでいくので読んでいて爽快感があります。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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