貯金ゼロでも幸せに生きる方法 -不景気時代のポジティブ貧乏のススメ- (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727891

作品紹介・あらすじ

お金に囚われず自由に生きる。誰でもすぐできる"本物の資産"の見つけ方。「金持ち=幸せ、貧乏=不幸」という思い込みが間違いであるとの立場に立って「正しい貧乏」についての心構え、方法、テクニックなどを説明した。

感想・レビュー・書評

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  • 世界史のやつが面白かったから読んだけど、全然おもしろくない。なに、ダチョウ男って?年賀状が手抜きだと貧乏とか意味わからん。

    貯金ゼロだと幸せじゃないし。

    P81 「貯金したい人」は将来の収入について悲観的に考えています。
    ⇒それはそうだと思う。それがデフレか。

  • 2019年71冊目。満足度★★★☆☆ 『会計の世界史』の著者

  • ほんとにゼロで良いかは別にして、こういう考え方が出来るかは、重要な訳で、参考にする点はある

  • 友人、時間、健康が資産というのは本当によくわかる。保険の考え方も納得。さて、子供をどう考えるか。

  • 友人はいないので何ともいえないが、とにかく不健康はリアル貧乏になるから大事な要素といえましょう。
    独身男性としては貯金ゼロでも良いのだがこの本の論の如く女子が納得してくれるものかどうか。。

  • 友人、時間、健康が大切

    お金は必要だが、貯金と幸せとは直結しない

    貧乏と貧乏くささは違う

    清貧の解釈を新たにした一冊
    さりげなく面白い本でした

  • 個人的に心に引っかかったところを
    備忘録として書き残しておく。

      もはや年齢的にも「体調が良くなれば」と望んだところで
      そんな日が来ることはなく、今の不調の中で出せる実力
      こそが自分の実力なんだと悟りました。(p88)

    類似事例として下記のようなものが挙げられる。
    「あと1年,いや半年…3ヶ月あれば…」
    「あと100万,いや50万…10万あれば…」
    「あと5cm,いや1cm…身長が高ければ…」

    上記のようなことを願っていても,
    時間やお金が増えることはないし,身長も伸びはしない。

    仮に,その望む時間・お金・身長を得たとしても,
    割とそんなに事態が好転するとも思えない。
    (もちろん絶対ではない。)

  • これからの日本に関して、お金に関して私が考えていることと共通することが多く、そこかしこに共感する部分があった。今企業働いている若い人や、人生に少し悩んでいる人にはぜひ読んでもらいたいと思う。

  • 可もなく不可もなく

  • またもやこれからは会社に依存せず自立した生き方を、フリーや自営の準備をという警告本だった。


    ・世の中には金持ちでも不安な人、貧乏でも平気な人がいる。
    ・日本人の三人に一人は貯金ゼロ
    ・給料ダウンやリストラにあうと大きな自己否定感を感じてしまう。
    ・長引く不況で大企業が貧乏に転落しつつある。慌てた結果、目先だけの誤った対応(リストラ、コスト削減)をしてしまう。我々個人の生活も教訓として長いスパンを見た対応策を考えていくべき。

    ・民間給与統計によれば15年で58万円も年収が下がっている
    ・経済成長率0%のゼロ成長期には貧富の差が激しくなるだろう。会社の経営、給料、子供の勉強(一生懸命勉強していい大学に入っても報われない)、すべてにおいて「努力や頑張りが報われない」ことが多い社会。「頑張ってるのにどうして・・・」とますます「何かが足りないせいだ」と足し算をしていき苦しんでいく。

    ・これからの時代、「収入ダウン」を想定とした生き方を準備していくべき
    ・金がなくても楽しめる人生を考える
    ・「金持ちは幸せで、貧乏は不幸」という先入観は捨てること
    ・これからは「大企業が弱くて、中小企業や自営業が強い」時代。組織に頼らない自分個人の力を強めるべき。

    ・「貧乏だけど幸せ」な生き方とは「収入を増やす&支出を減らす」ことをがむしゃらに頑張らず、「自分は貯金もできないけど、幸せだからまぁいいか」と生きることを目指す

    ・「足し算好き日本人」:学歴、キャリア、ビジネススキル、仕事時間、すべてにおいて増やすことを考えている。日本の企業も多角経営で増やしすぎて焦げ付いたのだ。

    ・収入源におびえるのではなく、潔く貧乏を受け入れ、「シンプルだけどかっこいい」生き方をしよう。

    ・金がなくて苦しいときほど『仕事をください』という顔をするな

    ・海外の経営者は、従業員に会社の危機を共有してもらい、再建に向けた改革がやりやすくなるよう「一年限りの大赤字」を計上する

    ・3日経てばこの会社が物理的にわかる。どこにトイレがあるか、どこに上司がいるか。そして3か月経てば会社の雰囲気がわかる。誰に頼めば仕事がスムーズにいくか、目に見えない空気がわかる。3年経てば、自分がこの会社そのものになる。3年目では決断を。「Up or Out」トップになるくらい出世するか、出ていくか。
    3年で学べる知識や吸い取って辞めるのも手。

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著者プロフィール

1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。著書に『会計の世界史』(日本経済新聞出版社)、共著に『お金にふりまわされず生きようぜ!レストランたてなおし大作戦』(岩崎書店)など多数。

「2022年 『会計と経営の七〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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