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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784062764469
作品紹介・あらすじ
王国の矛盾を背負い、兵器として育成される凶暴な蛇――闘蛇。
各界で話題騒然!傑作ファンタジー巨編、ついに文庫化。
リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!
みんなの感想まとめ
少女エリンの数奇な運命を描いた物語は、母の愛と禁忌の選択から始まります。闘蛇に襲われた母を追い、命を守るために禁断の指笛を使った母の姿が感動的で、エリンの成長の物語へとつながります。彼女を救った蜂飼い...
感想・レビュー・書評
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面白い。
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めっちゃ面白かった!
闘蛇を全滅させた責任を負わせられ、闘蛇に食い殺されるという母を追ってきた主人公の少女エリンを救うため、母は禁断の指笛で闘蛇の一頭を制御し、自らの命と引き換えに娘の命を守るところから物語は始まります。
そのエリンを助けて育てたのが、蜂飼いのジョウン。このおじいさんが素敵。
動物に対する観察の仕方などから獣ノ医師になることを勧め、無事入学。そこでの弱りきった王獣との出会いから、エリンが獣ノ医師を目指す学友たちと共に成長していきます。
今まで読んできた上橋作品の中でも一番好きかも!
続きが楽しみ。オススメです! -
霧の民の血をひくエリンの数奇な運命。世界観に引込まれる。闘蛇の裁き,母が命をかけ禁忌術でエリンを救う場面が感動的。蜂飼いの移動先,王獣との出会いが転機となり,王獣の医術師を目指す。今後の展開が楽しみ。
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4.8
面白かった!
読みたいと思いつつ、長い間手に取って来なかったのをとても後悔しました。
子供でも読めるように分かりやすく書かれていますが、決して幼稚な感じではなく素直に物語に引き込まれていきます。
登場人物はとても魅力的な人が多く、心に沁みるような発言があったりします。
エリンが成長していく姿はとても楽しくどんどん続きが読みたくなります。 -
ずっと気になっていた本であった。以前「孤笛のかなた」を読んだときに、その民族学的な視点にえらく感心した覚えがある。正月にアニメ連載の集中再放送があり、いま録画して少しづつ見ているのだが、二回ほど見た時点でどうしても本を読んでみたくなった。なるほど正当ファンタジーノベルである。
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『守り人』シリーズよりも面白い訳がないと高を括っていた傑作長編ファンタジー第1巻。
数ページ読むと、自分もエリン達の世界にいるような錯覚を覚える完成された世界観は、まさしく大人向けのファンタジーだと確信します❗
エリンが苦難に立ち向かっていく姿は、何だかファンタジー版おしんと言ったところでしょうか?物語はまだまだ序章という感じですが、先の展開が非常に気になるオススメの一冊です♫ -
さすがみんなが絶賛するだけある。
ファンタジー溢れる内容で、物語に吸い込まれる感覚が心地いい。続きが気になる。 -
主人公のエリンがとっても賢くて我慢強い良い子。
でもそのせいで今後大変な目に遭うんじゃないかと心配になってくる。
謎多き生き物である闘蛇や王獣、それに霧の民…
まだ全然分からないので、どんな風に絡んでくるのかドキドキする。
『鹿の王』と同様に世界観が独特で面白く、国の政治も絡んできそうな雰囲気。
個人と国、個の視点と広い視点で織り成される物語は出来事一つとっても違った意味が見えるので面白いと思う。
気になるところで終わったので、次の巻を読むのが楽しみ! -
序章 母の指笛
1 闘蛇の弔い笛
2 霧の民(アーリョ)
3 母の指笛
4 精霊獣
第一章 蜂飼い
1 流れついた子
2 女王の飛翔
3 女王の乳(タブ・チム)
第二章 天翔ける獣
1 蜂と竪琴
2 夏の小屋
3 天を翔ける獣
第三章 幼獣の献上
1 神速のイアル
2 真王(ヨジエ)と大公(アルハン)
3 幼獣の献上
第四章 カザルム王獣保護場
1 ジョウンの息子
2 入舎ノ試し
3 ユーヤン
4 王獣の笛
5 光(リラン)
6 トムラ
7 下から射す光
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久しぶりのファンタジー。一度読んでみたかったのですが、思った以上に面白い作品でした。老若男女が楽しめる作品だと思います。
「闘蛇編」は母とエリンの関係、生い立ち、命を助けてもらったジョウンとエリンの生活と成長が描かれています。色々な民族も出てくるので、それぞれの民族文化や生活スタイル、自然との共存について描かれていて興味深い部分もありました。
闘蛇についてはエリンの母を通して描かれていますが、なかなか面白い生き物のようです。エリンがこれからかかわっていく王獣がどんなものか気になります。 -
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久しぶりの上橋菜穂子さん。本屋でも良く見るシリーズなので気になって手に取った。
読み始める前、登場人物一覧のファンタジー特有の難しいカタカナ名にちょっと怯みそうになったけど、読み始めたら全然そんなこと気にならずに没頭してしまった。
10歳で目の前で母親を亡くした少女の冒険譚。これから色んなことが始まるというワクワクが詰まった一冊。
不思議な生き物の登場や、どうやらエリンは特別な才を持った少女のようだと分かったり、リョザ神王国に怪しい影の存在を感じたり…続きが楽しみになった。 -
恥ずかしながら、上橋さんの作品は未読でした…ファンタジー好きなのに!
霧の民の特徴である緑の瞳を持つエリンは、闘蛇衆の皆から冷遇されていた…あるとき、母は「牙」を死なせた責任として処刑にかけられ、巻き添えになったエリンを救うため禁を犯す…
瀕死のエリンを拾い、我が子のように育ててくれたのは養蜂家のジョウンだった…
「闘蛇編」は母とエリンの、またジョウンとエリンの絆を強く感じる。王獣についてもまだ詳しくは描かれない。先が気になる…! -
めちゃくちゃ面白い。
初めて本格的なファンタジーを手に取った。それも、ファンタジーは私たちが暮らす世界とは、無縁のような世界であり、文字を読み、想像するのが難しいのでは無いかと考えていたため、なかなか手を出せずにいた。しかし、それは大きな間違いであって、本書はスラスラと世界が頭の中で作られる。主人公であるエリンの心情や、彼女が観る世界の情景が私にも共有されて、普段ならば体感し得ない経験を積ませてくれる。
エリンの素性は複雑で、明かされることも多いがまだまだ秘められたことも多い。それは彼女も同じように感じているため、読者である私とエリンの情報の格差はなく、その点も彼女に心を預ける手助けをしている。
個人的には、ジョウンとの別れがあっさりであったことが悲しかった。ただ、その形にも二人らしさを感じる。エリンはエリンで、ジョウンに対しての気持ちは並大抵のそれより大きいが、上手く伝える術を知らずに、それらは終わった後の涙に変えられる。ジョウンは、エリンに対して娘のような(実際に娘だと思う! )気持ちを抱き、彼女の未来を思うがために、あっさりとした別れを選択したのだと思う。こういう別れだからこそ、再び顔を合わせてほしいけど、そう上手くいくかわからないところも、二人の関係の尊さを表している。
中盤の琴造りに夢中になる描写って必要になるのかなと思っていた矢先の、この終わり方であったため(後から思えば奏者なんだから必要に決まってる)、とにかくワクワクさせられ、早く続きを読みたい気持ちでいっぱい。 -
まずは1の闘蛇編読完しましたが早く2にいきたい気にさせられてます、いわゆる『ワクワク感』でいっぱいになりますネ!
そんな作品です。 -
やっぱり、面白い。
期待通りです。
上橋先生のファンタジーってファンタジーすぎなくて読んでて違和感ない。なんというか、一人一人の登場人物が地に足ついて存在しているので感情移入できる。
エリンの壮絶な幼少期から王獣に心を寄せていく流れ、国同士の微妙な国交関係、読んでいてん?よくわからん、といったことがないのでどんどんのめり込める。
やっぱり買って良かった!次巻も楽しみ。 -
不思議な生物たちとエリンの物語。良質なファンタジー。
続きが気になってどんどん読んでしまって、あっという間に闘蛇編は終了。エリンの生物に対する底なしの探究心はすごい。
言い伝えや掟には何かしら理由がある。傷ついた王獣リランと今後どうなっていくのか。エリンが"霧の民"の掟の秘密に気づくのはきっと母の大罪の理由を知ってしまう時。続きが気になる。 -
久々のファンタジー。この中に信頼と裏切り、出会いと別れ、エリンをとりまく様々な変化があり、途中で読むのをやめられない。エリンと共に疾走しながら次の巻へ!
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ファンタジー普段読まないですが、想像力が掻き立てられて気が付けば、いつの間にかエリンの視点に!エリンの人生のお話しなのかな。いくつか残る謎はどうなるのか?IIも楽しみです。
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Audibleで、通勤や家事中に。
聞きやすく、面白かった。
ファンタジー久しぶりに読む(聴き)ました。 -
日本ファンタジー界の金字塔「獣の奏者」の第一巻である。
冒頭である事件が起こり、主人公エリンの運命は一変する。その後、出会いに恵まれたエリンが才能を開花させていく穏やかな展開を経て、いよいよ聖なる謎多き獣「王獣」が登場する。緩急織り交ぜたストーリーが楽しめる。
また、各場面が丁寧に描かれているのも素晴らしい。特に心打たれたのは、エリンとユーヤンの「霧の民」をめぐる会話。評者はもうおじさんだが、この少女たちの会話に感動して泣きそうになった。
ちなみに、本作はエリンが傷ついた王獣リランを救うヒントを掴んだ「いいところ」で終る。ここで読むのをやめるのは無理だと思った方が良い。
著者プロフィール
上橋菜穂子の作品
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