新世界より(上) (講談社文庫)

著者 : 貴志祐介

• 講談社 (2011年1月14日発売)

感想・レビュー・書評

[masuさんの感想 · 2023年2月3日]

前半は世界観を理解していくためのもので物語としては退屈な部分でしたが、後半から徐々に物語が進んでいきました。
登場人物である人よりも生き物の話が濃いので理解に苦しむ部分もありましたが、中、下巻が楽しみです。

[とおさんの感想 · 2022年8月12日]

上巻は何もなし→中巻へ

[masaveticaさんの感想 · 2022年4月8日]

いまいち話が入ってこない。冒頭はとくに「？？」だらけでした。中盤に核心にせまり徐々に盛り上がる。しかしいまだにのめりこめないなぁ。中下に期待です。

[まるちゃんさんの感想 · 2021年11月10日]

ファンタジーに少しホラーが含まれるような感じで始まる印象でスタート！
本を読みながらどのような世界なんだろうと想像しながら読むのがとても楽しい。
物語の途中で不思議な生き物がたくさん登場し飽きることがなく、数日で読み終えてしまいました。

書店で『新世界より』を見つけた時、上中下と3冊あったため、読もうか迷ったが、最後下巻まで読んだ時は「読んでよかった！！」と思えました(^^♪

[esterさんの感想 · 2021年10月23日]

世界観がすごいです。ボリュームのある作品ですが、展開が早く次どうなる？何が起きるのか？、と先を読み進めたくなりました。人間の業の部分を考えさせられます。自信を持ってお薦めできる作品です。

[kさんの感想 · 2021年9月17日]

重厚な設定、世界観で惹き込まれる。単純にストーリーとして面白い。
しかしそれ以上に人間の罪と闇について考えさせられる。こんなことが昔本当にありました、と言われても自分は驚かないだろう。

[1462655番目の読書家さんの感想 · 2021年1月20日]

貴志祐介先生の本は『青の炎』から入ったので、ストーリー設定からなんか毛並みが違って最初は面白いかどうか分かってなかったが、いつの間にかハマってて下巻まで一気読みした。

[翠月さんの感想 · 2021年1月17日]

図書館アーカイブがパナソニック製なのが良かった！

[Masahiko Haginoさんの感想 · 2020年12月29日]

特に200ページ以降がめちゃくちゃ面白い、世界にのめり込む。。静かな草原を駆け巡る若者をイメージしてたら、その裏で上手く統治されてる社会が徐々に見えてくるのがヤバい。

[若田部功己さんの感想 · 2020年12月27日]

ポストアポカリポスの作品。一種のカルト的文化とその原因たる科学的な根拠が融合して世界観が作られている。ネアンデルタールとホモサピエンスの歴史など、知のある生物は共存できないというメッセージ性も感じ取れるかも知れない。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」