幻想郵便局 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3770
感想 : 401
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062774291

感想・レビュー・書評

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  • 題が気になって読んでみました。
    初めて読む作家さんです。

  • 引っ越しを機に本を整理していたら出てきた、
    幻想シリーズ。

    生死の境目に立っている郵便局に
    就活浪人生のアズサは、何かに導かれるようにアルバイトを始めるが…。

    中高生くらいのときに読んでいた本作でしたが、
    生死の境で見まえる、生きることへの活力だったり
    人間とは違えるものたちとの交わりがとても優しく描かれていると思いました。

  • 生者と死者を繋げる不思議な郵便局、そこで「探し物」が得意な女の子が働くお話。

    まず登場人物がそれぞれ個性ありすぎて1回出てきたら忘れることはありません!そりゃ死者とも会える場所なんだから変わった人がいるだろう…とは思いますがそこに女の子1人ぽーんと放り込まれたらなんと心細いことか(´;ω;`)w

    私がもしそこで働くことになったら…なんて考えると1日目で怖くて折れていたと思います。:( ;´꒳`;)

    各章ごとに色んな人が郵便局を訪ねてきてほっこり癒される出来事かあるのかなあ〜なんて思っていたら、がっつりホラー展開もありびっくり!
    最後は怒涛の展開でちょっと追いつけなかったところも…

    全体的に展開が急でもっと深く知りたかったなぁ〜なんて読み終わってから感じました。

    この作品の続きもの?でもう2つあるのでそちらも読み進めていきたいと思います(*´꒳`)

  • 始まりも唐突なら終わりも唐突。

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    死人と繋がることができる郵便局を中心に話が進むミステリー小説。ホラー要素もあるが雰囲気がある文章で読みやすい。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1323321

  • 幻想シリーズ第1弾
    就職浪人中の安倍アズサは、履歴書のに書く資格がなく、
    就職担当の職員に怖いかををされ、特技として「探し物」などと
    書いてしまっていた。それが功を奏したのか、就職担当の職員から、
    名指しでアルバイトの求人があるとの連絡があった。
    職場は山頂にある不思議な郵便局。次々と不思議な人々に出会う。

    作品を読む前の知識として、ファンタジー作家と言うことで、
    初めてこの作家の作品を読み始めました。
    そこで感じたのは、ファンタジーではあるものの、
    ホラーの要素もあり、いろいろと不思議な展開が待ち受けてると期待しつつ
    読み進めていきました。作品に登場するある人物の存在が、
    最終的には、ファンタジーとホラーにもう一つの要素をプラスして、
    読みごたえを与えてくれます。落ちもあり、解説によると、
    シリーズ次作の「幻想映画館」にも地続きということで、
    近い将来読む予定なので期待が膨らみました。

    余談ですが、平成6年に流行った小沢健二のCMソングや飲み物が
    出てきたのは、当時をうろ覚えですが知っていた身としては
    懐かしさが感じました(笑)。

  • あとがきを読んで納得した部分もあるけど、最後まで固有名詞の読み方が覚えられず、読むスピードが上がらず、読みにくかった。

  • 終盤あたりで
    前触れもなしに
    重要な事柄が起きる。

    この作者様の作品にはかなりの確率でそういった描写があるのですが、今回もありました。
    何がどうしてそうなったんだ、って思って遡って読み返しても、やっぱり紐づく部分がなくて。
    それがモヤッとする いつも

    あ、感想は…
    現代味濃い和風ファンタジーミステリー
    かな

    青木さんが辛辣すぎて愛のかけらも見出せなかったのが辛いです

  • ちょっとファンタジー色の強いホラー小説。
    主人公アズサは普通の人。ちょっと人より探し物が得意ってだけ。
    このアズサがいろんなことに巻き込まれ、いろんなものに出会い、それでも日常を過ごして行くお気楽さが読んでいて元気が出てくる。

  • 丁度10年ほど前に読んで、とても気に入っていた記憶があり再読。
    結果、今はあまり好みではなかった。話の要素が多くて少し読みにくく感じたからだと思う。しかし、変わらず好きなシーンは幾つかあって、他の作品も読み返そうと思った。
    次は、続編となる幻想映画館を再読しようと思う。

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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