完全版 あらしのよるに (あらしのよるにシリーズ)

  • 講談社
4.36
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本棚登録 : 296
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062785099

作品紹介・あらすじ

「あらしのよるに」20周年記念企画。350万人が夢中になった「あらしのよるに」シリーズ7巻が、この一冊でイッキに読める!!

累計350万部突破のロングセラー「あらしのよるに」(全7巻)が、2014年でスタートから20周年を迎えます。
オオカミのガブとヤギのメイの友情物語に感動した子どもたちも、もう大人になっているはず。「あらしのよるに」を次の世代に手渡すために、そして、あらためて読みなおして味わうために……。
7巻分の物語が一冊で読める、「完全版」の登場です。

●一部漢字を使用。一冊の文学作品として楽しめます。
●カバーはあべ弘士氏の描き下ろし。
●20周年にふさわしい豪華な装丁。
●あべ弘士氏のミニ原画が当たる応募券つき(応募〆切2014年10月31日)

感想・レビュー・書評

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  • 朗読会にぴったりかと。

    これって、オオカミとヤギの話じゃなくて、
    そのときの自分の状況よっていろんな見方が出来る。

    たとえば『恋と愛』

    ぶつかって、がまんして、はきだして。こころのなかにあらしがふきあれて、そりゃあ まいにち まいにちたいへんでやんした。

    失恋したり、叶わない思いに出会うと、出会わなければよかったなんて思ってしまうことも。食べてしまいたいほど、愛しいメイは、やっぱり食べちゃダメ。ふたりでもっとお話したいし、満月の夜、寄り添いながら、月を見たいから。朗読すると、世界中にひとりだけ、そっと寄り添える人に会いたいなあと感じさせてくれる。

    心のあらしは、ふぶきは、あれくるってる。ひとりでいると、不意に辛くなるし、夢も希望も見失いそうになる。でも、いま、生きてる。支えようとしてくれる仲間がいる。孤独だけど、ひとりじゃないから、やさしく生きようと思わせてくれる。

    そらたかくのぼっていくつきを、ただ見つめていたい。

  • オオカミとヤギの友情の物語。いわゆる寓話です。

    本能と理性の闘い、仲間と一人(匹?)の友のどちらをとるか、どんな状況でも友だちを信じられるか、苦しい時に自分よりも友だちを大切にできるか、友だちの欠点や自分と合わないところも受け入れられるか、そして、見かけや所属ではなく「心」を見ることができるか。
    人間に置き換えてみると、大人でも考えさせられることがたくさんある。
    第6章「ふぶきのあした」で、いよいよお互いに生きるか死ぬかとなった時、お互いを「いのちをかけてもいいと思える友だち」だと思えた場面は、心にぐっときた。

    絵もとても温かく、素敵でした。

    レビュー全文
    http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-495.html

  • 小学生の時に好きだった絵本。
    全7巻だったのが、1冊に纏まっていたとは知らなかった。
    この完全版を本屋さんで見つけて思わず買ってしまった。
    大人になった今読んでもドキドキするし、感動する。
    絵本にしてはたぶん文字が多目だから、小学校中学年から高学年くらいでも読み応えあると思う。
    小さい子ども何これを読み聞かせしてもらったら、すごくハラハラドキドキするだろうな。
    ガブの食欲という本能と「メイは友達」という理性の葛藤や、群れを取るか友達を取るかという選択など、深い内容になっていたり込められたメッセージがあったりしてすごく面白い。
    もともとは第6章で完結の予定だったとは、絵本なのになかなかな終わり方だなぁと思った。

  •  子どもと一緒に楽しんだ作品で、再び完全版を手に入れた。オオカミのガブとヤギのメイが友達になる話。お互いの仲間に見つからないように、こっそりと友情を深めていく。物語がどう展開していくのかは、もちろん知っている。でも、また当然泣くよね、このセリフで。
    「ああ、メイ、こんなことになるなら、おいらと出会わなければよかったのに。」
    「ああ、こんなことになるんだったら、あの"あらしのよるに”、出会わなければよかった。」
     きむらゆういちさんとあべ弘士さんの、あとがき対談がよかった。どのような経緯でシリーズ化していったのかとか、絵の変化などの裏話が語られていてとても興味深かった。

  • オオカミとヤギの友情がたまらない‼️

  • 2020.04.22

  • 高純度で抽象化された寓話。日本と韓国、不倫の叶わぬ恋。そういった置き換えで読んでしまった。人によっていろいろなシチュエーションが思い浮かぶだろう。キリンジ の「エイリアンズという曲を思い出した。

  • どうしてかというとたべられなかったからです。
    ガブがきおくをなくしたけどまたおもいだしてよかった。

  • 風邪をひいて幼稚園を休んだ日に。おもしろくて、一気にシリーズを読み切りました。

  • まずは、1作目の絵本(カラー)↓を読みました。

    大型版 あらしのよるにシリーズ(1) あらしのよるに
    きむら ゆういち, あべ 弘士
    講談社 ( 2000-06-29 )
    ISBN: 9784062102933
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062102935/seaapteacucom-22/ref=nosim

    その後が、知りたくまとめて読める本書を借りて、読んでいるところ!
    ストーリーも、絵もすばらしい。
    読むにつれてストーリーは、深刻化・・・。
    当初からありえない設定だったとはいえ、友情も周りの状況で危うくなりそう。
    ガブとメイの本当の強さと優しさが胸を打ちます。これほど信頼し合える友人に巡り会えたしあわせ。
    巻末の作者二人の対談では、話は「ふぶきのあした」で終わるはずだったとか。
    続く「まんげつのよるに」で、読む人みんなに生きる希望が贈られたと思います。

    2015/08/28  予約 9/5 借りて読み始める。 9/6 読み終わる。

    内容・著者は

    内容 : 978-4-06-278509-9
    あらしのよるに出会ったオオカミとヤギは、お互いの正体が分からないまま、再び会う約束をして…。
    大人も子どもも感動したオオカミとヤギの物語全7巻分が一冊で読める、「あらしのよるに」完全版。
    あらしのよるに、ヤギが小屋の中でからだを休めていると、オオカミが入ってきた。
    くらやみのなか、ヤギはあいてをヤギだと、オオカミはあいてをオオカミだとおもいこみ、ふたりはなかよくなった。
    あらしがやむと、ふたりはつぎに会う約束をして別れるが…。
    「あらしのよるに」のおはなしが一冊(さつ)でよめる本。
    あらしのよるに p5-34
    あるはれたひに p35-66
    くものきれまに p67-98
    きりのなかで p99-128
    どしゃぶりのひに p129-162
    ふぶきのあした p163-204
    まんげつのよるに p205-248

    著者 : きむら ゆういち
    東京都生まれ。絵本・童話作家。
    「あらしのよるに」で講談社出版文化賞絵本賞ほか受賞。
    他の作品に「きずだらけのリンゴ」「にんげんごっこ」「風切る翼」など。
    URLはこちら http://www.kimura-yuuichi.com/ 『きむらゆういち オフィシャルサイト』 : 

    著者 : あべ弘士 
    URLはこちら http://www.art-life.ne.jp/creator/artist_top.php?artist_id=C0079 『あべ弘士 アーティスト館』 :  ArtLIFE MUSEUM the NET
     

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著者プロフィール

1948年東京に生まれる。多摩美術大学卒業。絵本・童話を執筆するかたわら、テレビ幼児番組のブレーン、女子大学講師を務めるなど、幼児に関わるさまざまな活動をしている。主な作品に『ごあいさつあそび』『いないいないばあそび』など赤ちゃんに大人気の「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ、「きむらゆういちしかけ絵本」シリーズ、「あらしのよるに」シリーズなど多数ある。

「2020年 『てあらいできるかな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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