- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062939041
感想・レビュー・書評
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コンサルタントとして、どのようなクライアントを相手に仕事をしているのかを理解する助けとなった。
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内容はまずまずの面白さなのだろうが、頭に入ってきづらく、小説というよりノンフィクションとして読んだ方が、わかりやすかったように思う。
たしかに樋口廣太郎という人物はカリスマ性がある傑物。 -
「コクがあるのにキレがある」いやいや樋口廣太郎は「キレがあるのにコクがある」!「この味がビールの流れを変えようとしている、スーパードライはガンガン行きます」そうそう「この男がビール業界の流れを変えようとしている、樋口廣太郎はガンガン行きます」!広告のコピーと一体化したような名調子「麦酒王樋口廣太郎伝」でした。住友銀行のトップを取れなかった悔しさをエネルギーに「夕日ビール」と揶揄されていたアサヒビールをNo.1ブランドにした男とそのチルドレンたちの物語。組織って仕組みの箱じゃなくて人のモチベーションの運動体なんだな、と再認識。本宮ひろしにマンガにしてもらえればテンション上がりそう。風味としてはパワハラギリギリな感じもして、昭和って、「おやじの王国」だったのだ、としみじみ。途中登場する安藤忠雄が主人公に「おっさん…」と呼びかけるくだりがあり、それにはリスペクトが込めてあるように感じ、一方、平成最後の年のW杯での「おっさんジャパン」は揶揄100%な感じで、その対比が時代の流れを感じさせます。この物語に出てくる妻たちも、そんな奥さんいるの?!とびっくりするような良妻列伝だし。昭和は「おっさん」の時代、平成は「おぼっちゃま」の時代、そんな雑な感想を抱いてしまいました。
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シェア下降が止まらなかったアサヒビールに住友銀行から乗り込んだ樋口廣太郎社長の話。
・チャンスは貯金できない
・先例がない、だからやる
・口先や頭の中で商売をするな
など、色々と頭に残る話がありました。 -
20180601
経済小説の先駆者的な作者の作品を久しぶりに読んでみた。
池井戸潤のような経済エンタメ小説を期待して読んだので、頭に入りにくい文章、事実に忠実過ぎて面白味の無い会話。中々進まない進展に痺れを切らしてしまった。
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内容は良かったが、文書が分かりにくい
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外では必ず「アサヒスーパードライ」を瓶ビールで注文、あかん飲みたくなってきた!
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大企業でトップダウンながら周りが認める手腕。成功のみを見据えて動くのみ、するとリスクはしぜんと目に入らず、確信と自信で突き進めるのかなあ。こんな稚拙な感想でまとめるのは甚だ失礼になるくらいの本。樋口さんのような上司の下で働きたい。