昭和元禄落語心中(5) (KCx)

著者 :
  • 講談社
4.14
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本棚登録 : 1709
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806700

作品紹介・あらすじ

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。
愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。
「八雲を継いで 落語なさい」。
言って聞かせる菊比古に、
助六、ひねくれ駄々こねる。
引っ張り出された場末の高座。
それでも演れねぇはずがない。
娘・小夏を笑わせて、
も一度あの日の夢を見る――。

八雲と助六篇、完結!
そして物語は再び与太郎のもとへ――!

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語なさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る――。八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ――!

感想・レビュー・書評

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  • 東京に戻ったら(4人で)師匠の家で暮らそうよ
    と言った八雲師匠の言葉
    とても優しくて素直な感情で泣けた
    その後の悲劇を知るから余計グッとくる台詞

  • 20211208読了

  • みよ吉と助六の死の真相が解った。
    誰にとってもやるせない瞬間だったろうな。

  • 2019.3.9市立図書館
    八雲と助六篇、完結。
    たしかにテレビドラマとはちょっと違う顛末。
    そして与太郎の助六再び篇へ。
    巻末の番外篇4は「松田さんのらくごのススメ」
    (次の巻は13人待ちだって、うへぇ…)

  • 2014-2-13

  • -

  • “ 落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語をなさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る―。
    八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ―!”―裏表紙より。

  • 八雲と助六篇があっさりと終わり、シーンは現代へ。
    みよ吉がいつも誰かに依存して生きている危うさを菊比古は見抜いていたのに、最後は人の脆さが出てしまい悲しい結末に。与太郎の明るさに救われる。

  • 若い師匠かっこいい

  • ようやく落語の座についた助六に安心する菊比古。一方、菊比古に会うためだけに姿を現したみよ吉。それは不幸な事故であり、緩やかな自殺とも言えなくもない出来事だった。

    遺児となった小夏を引き取り東京へ戻った菊比古は終わらせるために、八雲の名を継いだ。


    時間は戻り、与太郎がいよいよ襲名披露が近付く。与太郎が襲名に選んだ名は師匠のそれではなかった。
    小夏がシングルマザーになってたりなんだかんだですな。

    師匠の墓前に現れた助六にしか本当のこころをぶちまけられない八雲の姿が痛々しい。きっとそう思われることすら八雲師匠には鬱陶しいのだろうけども。

  • 借り物

  • 落語を勉強できる漫画。

    読み物としては、表現したいこと、頭の中にあるイメージを、まだうまく描き表せてない感じ。もがもが。

  • 久しぶりに続きを読んだらやっぱり面白くて、落語が聞きたくなって、なんだこの漫画は!って感動しております。

    人間関係や展開にまったく無理がなく、なるべくしてこうなっている感がとても気持ちいいです。
    久しぶりの与太郎の登場もとっても嬉しい!

    助六との回想してる間にずいぶん年月が経ってるのね?
    10年くらい弟子として修行してたことになるのかな。

    与太郎がこれからどんな風にみんなを幸せにしていくのか楽しみです。

    ちょい役の松田さんにも愛を感じる描き方、それでいて出張りすぎない描き方にもとても好感が持てます。

  • ヤバイはまる。まんが熱がこのところ上昇中。

  • あっと驚いた、助六篇の暗転。
    やりきれない苦しさを、
    八雲への憎しみにして突きつける小夏。
    悲し過ぎます。

  • 助六の「芝浜」。客の反応の描写って、大事だなと思った。

  • アニメの続きです。漫画では、今一つ高座の空気感が伝わって来ないなー。

  • 八雲と助六編完結。
    助六とみよ吉の衝撃的な最期。

    しばらく見ない間に、与太郎成長してるな~
    「助六」として、どのような道を歩むのか楽しみ。

  • また与太郎編に。どうしても物語の進み方が遅くなって密度が薄くなっている気がしてしまう。助六がもういとど落語をやるシーンはよかった。

  • とうとう助六が死んでしまったいきさつがわかりました。悔しい。

    そして、後半は助六再び編へ。
    ドンドン、ててんてん。
    与太郎が助六を襲名!して…この先どんな事が起こるのか楽しみ。
    八雲師匠は、益々色気を増して貫禄が出てきたけれど、ここへ来て樋口先生という素敵な新キャラが!そして、松田さんがいい!

  • 菊比古と助六の過去編ラスト。助六がやった芝浜の最後で、また夢になるといけねえって終わるところ、助六と重なっていると思うとグッとくる。そして衝撃のラストから、静かに涙を流して名前を次ぐことを決める師匠に胸が苦しい。自分が死ぬ時落語も死ぬと、心中する決意をする師匠と、それを変えることができるのか与太郎くん!!!ますます引き込まれますねえ

  • 助六とみよ吉さんの死が衝撃的…。

  • 「落語心中」のタイトルの心が本巻の最後でわかった。
    八雲師匠が、かなり歳を取ってしまったとの印象。

  • これ、やっぱり面白いですね~。特に思い出話編に入ってからは好きだったけど、そこでの悲しい結末を経て、再び戻った現代編。ますます落語に対する興味が大きくなってきました。といっても、やっぱりまずはある程度の勉強からかな。

  • シナリオ展開が映画的。
    各回話す落語を楽屋で聴いている与太が解説 してくれるので、漫画でもよくわかる。

  • 2014/03/01購入・2015/03/06読了。

    小夏の小さいころが可愛い。そして彼女の子どもの父親が気になる。落語心中、という意味が明確になる。

  • 八雲と助六編、完結!
    意外とラストのシーンの衝撃はずどんとは来なかったんだけど(結末は判ってるし)、その代わりじわりじわりとくる。現代編に帰って年老いた八雲師匠、自分の苦しい過去を語った後の八雲師匠が、やけによわよわしくてか弱く見える。そしてなんだか愛しさが倍増している。

    ところで頭をまるめた与太郎が桜木花道にしか見えないんですが……

  • とうとう昔語りが終わりました。助六とみよ吉が、まさかあんな形で死んでしまうとは。。
    現代編、いつの間にか時間が経っていたようです。
    小夏さん、最初は粋な話し方だったのにだんだん現代語っぽくなってきちゃった。それにしても誰の子なの!?

  • みよ吉と助六が亡くなった経緯が想像していたのと全然違い、切ないなあと思いつつ……あの位置から助六がみよ吉と一緒にというのは無理があるのではとツッコむのは野暮でしょうか?
    しかし、八雲師匠は素敵だし、与太は立派になっちゃっても与太郎だし、何より小夏さんにびっくり。
    今後どうなるのか楽しみ。

  • よたちゃんにやっと戻りましたね。急展開!

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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