贅沢な身の上 だからときめきが止まらない! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 79
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086016995

作品紹介・あらすじ

ザンネン皇帝・天綸の求愛を天然でスルーする妄想寵妃・花蓮。今日もいつものように後宮を抜け出して買い食い&冷やかし歩きをしていると、何やら訳ありそうな占い師と知り合い、押しかけで身代わりを務めることに-鬼神的占い師に華麗なる転身。しかもそこに恋愛相談に現れたのは-?表題作に加え、雑誌掲載作品&シリーズ原点となる短編版『贅沢な身の上』も収録。

感想・レビュー・書評

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  • この本を外で読む時は要注意。
    何度も思わずぶっと吹き出しそうになって、ぐっとこらえるも、花蓮のごとく口がむふむふとなって大変だった。

    短編集なので、これまでに登場した人物や新しい人も含めて盛りだくさんな内容となっている。

    陛下との仲は相変わらず全く進展しないが、二人の日常のほのぼのとした(残念な?)エピソードが中心。

  • てんこ盛りな一冊だったが、クスッと今回も笑わせてもらった。
    書き下ろしが面白かったので、SSばかりでつまらないと感じずに楽しめた。

    収録作品など、ネタバレ
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2634.html

  • 短編集でした。
    訳ありの占い師の身代わりすることになったお話とか主人公のお父さんと残念皇帝が出会ってしまう話とか小ネタとか漫画とか贅沢な身の上初期作品のっていたり内容びっしりですよ。
    陛下が主人公好きすぎるのに主人公が嫉妬するシーン全くない少女小説ってどうなんだろ(笑)いなかったら不便かなー、くらいにしか思っていない。これでも寵姫です。

  • 13年2月刊
    贅沢の短編集。

    書き下ろしは2作。
    花蓮ちゃんが占い師になるお話(中編)と、鳴鳴の手記(SS)←2メキw

    雑誌掲載分は、当時のイラストがカットで使われていたり、漫画も載ってたりと、楽しいつくり。
    総選挙時の短編としてのお話もあり(一人称だし、文庫とは雰囲気が結構違う!)

    まさにファンブック。

  • 短編集でも相変わらず、花蓮に振り回される陛下の残念なこと。
    どのお話も楽しく読みました。個人的に鳴鳴と宰相の今後も気になります。

  • 短編小説七話、ショート漫画一話掲載の短編集シリーズ七冊目。元々本編もいろんな小咄をつぎ込んだ作りなので、短編集でも通常運転。『だからときめきが止まらない!』では陛下の非公認親衛隊に名前と個々のキャラがついたり、彼等の陛下リスペクトぶりが半端なかったりで笑わせて戴いた。ショート漫画『ときめきに甘く酔わせて!』は不思議なことに初めてビジュアルで見る気がしないくらい、ナチュラルであった。…多分、自分の脳内でこんな感じに投影して本編読んでるだろうな、と納得した。鳴鳴の『ときめきと冷静の間に揺れて!』は……!!!躍胸量規(ときめきゲージ←笑)が実は振れまくりな鳴鳴が可愛くてしょーがない。二~三メキ(←単位)処じゃないよ、ワシ的に五~六十メキはメキってるって!…とか、いろいろいろいろ楽しめた躍胸量規一〇〇メキ(コメディ路線)な短編集でした。

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